この記事では、「リゾバ」の意味を分かりやすく説明していきます。
「リゾバ」とは?意味
「リゾバ」とはリゾート地へ住み込みでアルバイトをすることです。
夏休みの間にビーチ周辺のお店で働いたり、冬休みの間にスキー場でバイトをするなど、その季節に人で賑わうリゾート地で営業している施設へとバイトしに行くことを指します。
実際の働き口としては海の事故を防ぐライフセーバーや、スキー場の従業員など、レジャーそのものに関わるバイトもありますが、直接は関係ない周囲で経営している宿泊施設などで働くことも「リゾバ」です。
「リゾバ」の概要
「リゾバ」は有意義な長期休業の使い方として生まれた考え方です。
長期休業期間はリゾート地からしても書き入れ時であり、現地では人手を大々的に募集します。
当然他の店も募集しているので、地元民だけではなく遠方から働きに来る人も募集することになり、住み込みバイトの募集も多いです。
そしてそういったバイトは時給や日給も比較的高い傾向があるため稼ぎやすく、しかもバイトの休日にはリゾート地で遊ぶこともできます。
そういった金銭的にも長期休業の楽しみ方的にも美味しいバイトがリゾートバイトであり、その魅力が知られ、リゾートでバイトしたいという人が増えたことで、略称として「リゾバ」と呼び、リゾート地のバイトを探す人も増えました。
「リゾバ」の言葉の使い方や使われ方
「リゾバ」はリゾート地でのアルバイトを指すリゾートバイトを省略するように使われます。
「夏はリゾートバイトで沖縄に行っていた」というのを、「夏はリゾバで沖縄に行っていた」と言い換える形です。
海やスキー場と言った観光地周辺で住み込みのバイトをするというだけでなく、海なら夏、スキー場なら冬、紅葉狩りで有名な観光地なら秋など、その観光地が一番の稼ぎ時になる季節やタイミングで住み込みしてバイトすることが「リゾバ」とよばれます。
「リゾバ」の類語や言いかえ
「リゾバ」自体がリゾートバイトの略称なので、言い換えとして略さずに「リゾートバイト」と表現することは多いです。
またリゾート地とは限りませんが、長期休暇中などに地元から離れて遠い場所へ住み込みでバイトすることを「出稼ぎ」と言うことも多く、「リゾバ」より働き先を問わない分意味が広い類語と言えます。
また「リゾバ」を観光地でのレジャーという体験と住み込みバイトを両立した過ごし方と見た場合、ボランティア体験と住み込みバイトを両立した「ボラバイト」も類語と見なせるでしょう。
まとめ
「リゾバ」はお金を稼ぎやすく楽しい思い出も作れるため、大学生やフリーターに人気の住み込みバイトです。
そのリゾート地が客で賑わう書き入れ時に限るので、「リゾバ」ができる時期はそれぞれのリゾート地で限られますが、日本中を探せばそれぞれの季節ごとに有名な観光地というのもあるものなので、日本中を渡り歩いて年中「リゾバ」することもできる可能性はあります。