「遠慮のかたまり」とは?意味や使い方を解説

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意味と使い方
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「遠慮のかたまり」

「遠慮のかたまり」は、「えんりょのかたまり」と読む言葉です。

一部の地方でしか使われていないといわれている言葉なので、聞いたことがない人もいるでしょう。

意味を知らない人には、その場にいる皆が揃って遠慮している様子だと勘違いすることもある言葉です。

「遠慮のかたまり」の意味

大皿に1つだけ残った唐揚げや、菓子詰めの箱に残っている最後の1つのことを、「遠慮のかたまり」と呼びます。

最後の1つには、誰もが手を出しにくいことから、このような言葉が生まれたとされています。

どうして最後の1つが残ってしまうのかというと、それには様々な心理が働いているといわれています。

ガツガツしていると思われたくないから、卑しいと思われたくないからといった心理や、誰かが食べたいかもしれないから残しておこうという気遣い、皿に料理を残しておいて、店員に皿を片付けられないよういしたいという心理、十分に足りています、満足していますという意思表示など、色々なケースがあるといいます。

しかし、食品ロスを減らそうという機運が高まっている昨今では、残さず食べることは卑しいことではないという考え方が浸透してきて、出された料理を残さずいただくことをポリシーにしている人も多くいるといいます。

「遠慮のかたまり」の言葉の使い方

大人数で食事に行って、アラカルトで料理を注文した時には、大皿に盛られた料理を個々でとりわけていただくことになります。

そんな時には最後の1つには誰も手を付けず、いつまでも皿の上に残ってしまうことがあります。

そんな時には、「どなたか、遠慮のかたまり食べませんか?」「遠慮のかたまりをいただきますよ」というように使います。

この言葉は主に関西方面で使われている言葉だといわれており、関東には「関東の一つ残し」という「遠慮の塊」と同じ意味を持つ言葉があります。

「遠慮のかたまり」を使った例文・短文(解釈)

「遠慮のかたまり」の意味や使い方が分かったところで、この言葉を使った例文をご紹介しましょう。

「遠慮のかたまり」の例文1

「遠慮のかたまりが寂しそうにしているから、私がいただきますね」

大勢で食事をしている時に、大皿の上に料理が1つだけポツンと残されている光景はよくあるものです。

そんな時に、気の利いた一言を添えて、残った料理に手を出す人は、その場の空気が読める、機転の利く人だといえるでしょう。

「遠慮のかたまり」の例文2

「食事会で、遠慮のかたまりを上手に扱える人は、気配り上手な人だな、といつも感心します」

食事会に出席すると、皿に残った料理を上手に取り分け、誰にも不公平感を与えず、皿をきれいに空ける人と同席することがあります。

参加者の好みや食べる量などを観察して、残った料理を分配しているのでしょう。

気配り上手でなければ、できないことといえるでしょう。

「遠慮のかたまり」の例文3

「『出された料理は残さない』というポリシーから、いつも遠慮のかたまりをいただく担当になってしまい、ぽっちゃり体型になったのです」

皿に残っている料理を放置しておけない性分の人というのは、どこにでもいるものです。

そういった人は、お腹がいっぱいであっても残すことができず、食べ過ぎを招いてしまいます。

その結果、ぽっちゃり体型になってしまう人も少なくありません。

「遠慮のかたまり」の例文4

「我が家では、皿にいつまでも料理が残っていることはあり得ないので、遠慮のかたまりは存在しません」

育ち盛りの子供が沢山いる家庭などで、食事に早い者勝ちのルールがある家庭では、皿の料理はあっという間になくなってしまうでしょう。

又、料理が残らない丁度良い量を見極めて作ることができる母親の能力が高いともいえます。

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