「鑑みる」と「考慮する」「踏まえる」の違いとは?「顧みる」も分かりやすく解説

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「鑑みる」の意味とは?

鑑みるとは、何か手本となる物と照らし合わせて考える事を言います。

他と比べ合わせながら考える事も意味するので、何か対象物となる物との比較や参照といった行為となります。

鑑みるの鑑という字は、鑑定する、鏡に照らして観る、真の姿を見極める、手本といった意味があるのです。

同じ考える行為でも、鑑定レベルぐらいに真実の姿を見極めていく行為となるので、脳の使い方もフルスロットル状態なのです。

「考慮する」の意味とは?

考慮するとは、様々な要素を含めながら、考えていく事を言います。

誰かに気を使って、配慮をする場合にも、考慮といった表現が用いられます。

考慮の考は、考えるといった意味で、慮は、考えを巡らすといった意味があります。

だから、ただ考えるのではなく、様々な事に気を使いながら考えていくといった場合に用いられます。

例えば、体が不自由な人や老人、子供に考慮して、一般人の大人よりもサービスを増やす、サポートしていくといった場合に、考慮するといった表現が用いられます。

「踏まえる」の意味とは?

踏まえるの意味は、踏みつけて押さえ込む、しっかりと踏むといった意味から、ある考えや事実を抑えながら、考えの筋道を立てていくといった意味があります。

何か考える際のより所や前提とするといった場合に、用いられる言葉です。

ただ漠然と考えるのではなく、様々な事実を検証していきながら、考えの筋道を立てていく事になるので、考える前に、ある考えや事実を踏むといった行為が入ります。

踏まえるがよく使われるパターン

踏まえるには、他にも支配下に入れて考える、掌握するといった意味も含まれています。

踏まえるは、ビジネスシーンなどで、自分が行っていた内容の仕事を他の人に説明する際に、「〜を踏まえてみて考えて下さい」と使う場面が多いです。

事故に遭わないように、ミスをしないように、前例の失敗を踏まえて行動して下さいと指導する時に用いられます。

「顧みる」の意味とは?

顧みるとは、振り向いて後ろの方を見る、過ぎた事や他人の事を振り返って考える、過去の事柄や過去の経過してきた過程の有様について考えてみる、他人や物事を気にかけながら心配りをするといった意味があります。

顧みるの顧には、振り返って見る、見回す、思いを巡らす、心をある方向へと向ける、心にかけて思うといった意味があります。

「鑑みる」と「考慮する」の違い

顧みるの場合には、前例や規範と照らし合わせなながら考えていく、他を参考にしながら考えていく事です。

考慮するは、物事をいろいろな要素を含めながら、よく考えていく事になります。

大きな違いとしては、比較対象があるか?ないか?といった点と、考慮するの場合には、配慮といった風に、誰かに対して気を使うといった気持ちが込められている点です。

「鑑みる」と「踏まえる」の違い

鑑みるの場合には、何かお手本となる物や先例に照らし合わせて参考にしながら考える行為となります。

踏まえるの場合には、あれこれと思案してみる、何か他の物事を基準にしたり、根拠としながら判断するといった意味になります。

鑑みるの方が、踏まえるよりも細かく鑑定して分析していくので、同じ考える行為でも、鑑みるの方がみっちりと考えていく事になります。

考える行為の脳の使い方の差

考えるという行為は、脳を使いますが、同じ考えるという意味を表す言葉でも、このように鑑定レベルの物から参考レベル、誰かに配慮するといった気持ちを含んだレベルのものまで、様々あるのです。

鑑みるといった風に、真の姿を見極めるために、照らし合わせる対象物が多い場合には、考えていてもさっと答えが導き出せない場合もあるでしょう。

それぞれ使うシチュエーションは異なっていくので、その場の状況にマッチした言葉を上手に使い分けていって下さいね。

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