「チワワ」と「ポメラニアン」の違いとは?分かりやすく解釈

「チワワ」と「ポメラニアン」の違いとは?違い

この記事では、チワワとポメラニアンの違いを分かりやすく説明していきます。

チワワとは?

チワワとは、世界で一番小さな犬種です。

メキシコからアメリカに渡り、チワワと名づけられ、1904年にAKCに登録されました。

小さい身体で一生懸命歩く姿に胸が掴まれる人も多く、守りたくなるでしょう。

大きな丸い目で人を見上げる顔はかわいらしいと人気があります。

小さい顔であるのに対して耳がかなり大きく、遠いところから聞こえてくる音に素早く反応します。

頭はアップルヘッド。

手足が少し長めで、素早く走れます。

被毛はロングコートとスムースコートの2種類に分けられるのがチワワの特徴であり、1952年には区別して登録されています。

そんなチワワは温暖なメキシコ産ですので、寒さが苦手です。

飼うときには室内を25℃前後に保ち、湿度50から60%の環境が揃う環境になるように育てることが必要です。


ポメラニアンとは?

ポメラニアンとは、ジャーマン・スピッツと呼ばれる犬種です。

原産国はドイツのポメラニアン地方から誕生したため、その地名から名づけられました。

被毛は身体を守るオーバーコートと、身体の温度調整の役割を担うアンダーコートの2種類に分かれます。

この2種類の犬の毛はどちらもダブルコートです。

1番人気の毛の色がブラックを基調としたホワイトです。

顔周りと足先、眉の色が違うタンとなり、ゼーブルという毛先が色違いという特徴を持ちます。

短いマズルと丸顔が印象的なこの犬の顔はキツネ顔が印象的。

少し自我が強いため、そこに注意してしつけることで無駄吠えも抑えられるでしょう。

また、サイズが6種類に分けられ、最大で27kgになる大型のポメラニアンも存在します。

この大型の犬を室内で飼えるよう何度も品種改良し、現在のサイズにしたのです。


チワワとポメラニアンの違い

身体は小さくても勇敢なチワワは、大きな音にも怯えることなく、自分から立ち向かっていく姿に驚かされる犬です。

プライドが高いので自尊心を傷つけるようなことをしなければ、生涯にわたりいい関係を築ける犬です。

一方のポメラニアンは毛色が6種類もあるところと、毛の抜ける換毛期が1年に2回あります。

毛は細く、密集しているので絡まりやすく、足の毛が長くなるために滑りやすいのもチワワとの違いです。

チワワとポメラニアンの外見の違い

耳が大きく、外側に飛び出ているような三角形の形をしているのがチワワの特徴です。

また、顔が小さく、手足がかなり細く、体重は成犬になっても1. 5kgから3kgにしか増えません。

体高は15cm~23cmと小さい犬です。

体重が1. 4kg~2. 5kgで、体高は18cm~25cmにまで成長するポメラニアンの方が若干体高が大きくなります。

また、大理石のような独特なまだら模様の柄が素敵なチワワのブラック・タンは、薄茶色の差し色である黒色が印象的。

綺麗なホワイト、赤茶色が美しいレッド、黄色のように見えるクリーム、灰色に見えるブルーに分けられる外見の違いがあります。

もう一方のポメラニアンはグレー、オレンジ、ホワイト、ブラウン、ブラックの5つのカラーが揃うところがチワワとの外見の違いです。

まとめ

日本で人気があるポメラニアンは室内で飼われる犬でもあり、集合住宅でも飼いやすいのが魅力的です。

首周りのフサフサした毛が上品で、独特な美しさを放ちます。

ブラッシングすればよりボリュームを出し、気高さも出せます。

そして、チワワもブラッシングすると毛に艶が出るのが魅力的。

潤んだ目は大きいため、埃が入りやすいのでケアしましょう。

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