「募る話」とは?意味や言葉の使い方、概要(元ネタ)など

「募る話」とは?意味と使い方

この記事では、「募る話」の意味を分かりやすく説明していきます。

「募る話」とは?意味

積もる話の誤用で、自分の中に溜まったいろいろな話があるという意味と考えられます。

ただし、「番組が募る話」という言葉では「番組が募集する話」という意味として通る言葉になります。

実際には「募集する」という言葉のほうが多く使われています。

「募る話」「つのる話」「積もる話」「つもる話」と響きが似ているというところが誤用のポイントと言えます。

字で書いた場合かなりニュアンスが異なっていることがわかるでしょう。


「積もる話」の概要

久々にあった人に対して話したいことが積もっている、たくさんあると言った状況が積もる話で、募るという言葉はますます激しくなる、広く集めるという意味になっているため、募る話という言葉は特に前者が意味が通りにくい言葉と言えます。

「積もる話」という言葉自体は人に会うというシチュエーションで使うことが多く、メールや手紙などでなく対面して話すという意図が強くなっています。

親子の関係や友人、同じ会社に勤めていた者同士、恩師などとの関係性で使われることが多くなり、あまり親しくない関係性では使いにくい言葉です。

なお、接客において積もる話というケースはバー、スナックなど酒を提供する店での接客など店の人との会話を楽しむ店であれば使われることはあります。

スーパーやコンビニにおいて使うケースはまずありません。

基本的には人間相手に使う言葉で、動物や物を介して人と話すということはあります。

AIとの会話に関しては2022年時点で積もる話があるということは研究に近い方向と言えます。


「積もる話」の言葉の使い方や使われ方

「同窓会が近く積もる話が溜まってきた」「道端で久々に会ったかつての同級生と積もる話に花が咲いた」「社長に返り咲いたということで積もる話が山ほどありそうだ」などが状況説明の例文として挙げられます。

立場に関する言葉が入ることが多くなります。

「積もる話もありますので、今度是非お会いしましょう」という場合は積もる話をもとに会いましょうという例文で手紙やメールで使われます。

人同士が最後に会ってから今までの話だけが積もる話というわけではなく、思い出話なども積もる話に含まれます。

「積もる話」の類語や言いかえ

「いろいろな話」「たくさん話したいことがある」「聞いてほしいことがある」「久しぶりに話がしたい」あたりが言いかえと言えます。

まとめ

募る話は積もる話の誤用で、響きが近いことから間違えられた言葉と言えます。

話を集めるというケースでは募る話という言葉の意味は通るのですが、実際の使用ケースが非常に少なくなります。

積もる話は最後に会ってから日常生活の範囲では1ヶ月程度期間をあけて会う関係から始まる言葉と言えます。

旅行などに言った場合は一週間ぶりであろうと積もる話という言葉が使えます。

最後に会ってからの期間が長い分にはいくらでもかまわないと言えます。

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