「トゥンク」とは?
「トゥンク」とは、「心のときめき」を擬音にした言葉だと解釈していいでしょう。
特に恋愛感情からそれがあることを表現したい時に用いられる表現で、少女漫画と呼ばれるジャンルではお馴染みだと言っていいかも知れません。
実際にそのような擬音が鳴っている(聞こえる)という訳ではなく、心がときめいている様子がこの言葉によって分かる(それが表現されている)と解釈してください。
よって、照れたような表情の女性と共に使われることがほとんどです。
尚、「トンク」とすると、国際色のあるバーというスラング表現になり、全く意味が変わってしまうので注意してください。
「トゥンク」の語源
この「トゥンク」という言葉は、ときめきによって心臓が「トクン」と鼓動していることから作られたと考えられています。
その「トクン」が「トゥクン」(これも同じ意味で使われることがあります)になり、最後が入れ替わって「トゥンク」となった言葉です。
何故最後が入れ替わったのかについては、本当は「トゥクン」と書きたかったところを間違えて「トゥンク」としてしまったことから広まったという説もあり、詳しいことは分かっていません。
ただ、「トクン」が語源だと考えると、この説はかなり有力だと言えるかも知れません。
尚、英語でこれにちょうど相当する言葉はありませんが、英語の漫画で同様のシチュエーションには「heartthrob」が用いられることが多いです。
そのまま訳すと“heartthrob”は「動悸」となりますが、その動悸が心のときめきからきていると解釈し、そのような使われ方をしています。