「丁々発止」とは?意味や使い方を解説

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「丁々発止」

「丁々発止」「ちょうちょうはっし」と読みます。

「丁々発信」と書き間違いをしたり、「ちょうちょうはっしん」と読み間違いをすることが多いので気を付けましょう。

尚、「丁々」「丁丁」「打打」「打々」と書いたり、「発止」「発矢」と書くこともありますが、どの組合せでも意味は同じです。

「丁々発止」の意味

「丁々発止」の意味は2つあります。

ひとつ目は、「刀などで激しく切り合いをする時の音や様子」という意味です。

刀や剣などで戦う時に、武器同士が激しくぶつかり合う時の音を表す言葉です。

現代では普段から武器を使うことはないので、時代劇や剣道の試合などで激しく音を立てて打ち合っている時位にしか使われなくなりました。

ふたつ目は、「激しく討論する様子」という意味です。

お互いの意見が対立して激しく意見を戦わせて白熱した状態を表しています。

こちらの方はビジネスシーンや動画配信の討論会などで良く見られる光景で、現在最も良く使われています。

「丁々発止」の言葉の使い方

「丁々発止」の使い方には以下のポイントがあります。

名詞として使う

「丁々発止」は名詞として使います。

この言葉に既に「激しくぶつかり合う」という意味が含まれているので、「丁々発止のやり取り」だけで十分意味が通じます。

悪い意味ではない

「丁々発止」はお互いが激論を交わしている様子を表します。

会議では意見が白熱した方が実りある結果につながることが多くなるものです。

お互いがそれだけ真剣になっているということで、どちらに味方するものではなく、悪い意味はありません。

討論だけではない

「丁々発止」はビジネスや政治など真面目な討論だけではなく、日常会話にも使えます。

例えばお店で値引き交渉をする時などにも使えるのです。

スリルのある会話を楽しむシーンで幅広く使える言葉です。

「丁々発止」を使った例文・短文(解釈)

「丁々発止」の例文をいくつか紹介します。

「丁々発止」の例文1

「議会では政治家の失態を追求して丁々発止のやり取りが続いた」

政治家は汚職やセクハラなど失態をすると、議会で徹底的に追求されます。

しかし最後まで事実を否認する政治家も多く、自己弁護の為に弁を振るう人もいます。

本人と追求する側と激しいやり取りが繰り広げられる様子を表しています。

「丁々発止」の例文2

「めずらしく時代劇を見たら丁々発止の場面で思わず感動した」

最近のテレビではあまり時代劇を見かけなくなりました。

たまに映画や再放送の時代劇を放映していることがあるのですが、見せ場の切り合いの場面で俳優たちが見事な殺陣を繰り広げていました。

気迫に満ちた場面で思わず感動した気持ちを表しています。

「丁々発止」の例文3

「予算折衝では正に丁々発止のやり取りだった」

予算は一度削られたら元に戻ることはありません。

経費削減の為に予算を削られるとなると、部署も必死になるでしょう。

予算を減らしたい役員と絶対に譲れない部署側との激しい攻防を物語っています。

「丁々発止」の例文4

「あの二人は酒が入るとすぐに丁々発止のやり合いが始まるから要注意」

人はお酒が入ると理屈っぽくなるものです。

たまたま同じ様な性格の人がいて、飲み会で席が近いと中盤から激しく議論を交わし始めて、最終的にはケンカに発展することがあり、周囲から迷惑がられていることを表しています。

「丁々発止」の由来・語源

「丁々発止」「丁々+発止」から成り立っている言葉です。

「丁々」は、物を激しく打つ「かんかん」「ちんちん」という音を当て字にしたものです。

「打々」と書く時も同じで、当て字ですので漢字自体に意味はありません。

「発止」もまた「物を激しく打ちつける」「直撃してくるものを受け止める」という意味の当て字です。

こちらは何かを見事にキャッチする時に「はっしと掴む」という表現に使われています。

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