「夕焼け」と「夕暮れ」の違いとは?分かりやすく解説

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「夕焼け」とは?

夕焼けとは、日没頃に、西の地平線に近い空が赤く見える現象の事を言います。

太陽の光が長波長光光線に散乱して、太陽が沈む方向の景色が赤く染まるので、太陽が沈む夕方に空や山々、海面が焼けるといった意味で、夕焼けと呼ぶようになったのです。

晴れた日だと、海の地平線や山の中へと太陽が沈んでいくように見える夕方の時間帯に、太陽光線の散乱で美しい夕焼の景色を観る事ができるのです。

日が登る朝日の場合には、太陽が近づいてくるので、太陽光線の波長は短くなり、光線が赤色から青色にずれていくので、夕焼け程には太陽の周りの景色は赤く染まりません。

夕日の場合には、太陽が地平線へと沈みながら遠ざかっていくので、太陽光線の波長が長くなる事によって周りの景色も真っ赤に染まるのです。

「夕暮れ」とは?

夕暮れとは、日が暮れる頃や日暮れ、たそがれ時を言います。

たそがれとは、黄昏と書き、日が暮れた後の「誰そ彼」の時間帯を表す言葉です。

昔の人が、太陽が沈んで空が暗くなった時に、人の様子や顔を見分けづらくなったので、「誰そ彼?」と言っていたのが黄昏の由来です。

「誰そ彼」の表現は、万葉集やうつほ物語、源氏物語といった古来の物語の中に出てきます。

現代では、「彼は誰?」といった表現となります。

黄昏は「たそがれ」の他にも、「こうこん」とも呼びます。

人生において盛りが過ぎて、勢いが次第に衰えていく頃の更年期や老年期も「人生の黄昏」といった表現が用いられます。

十二時辰では、戌時である午後7時から9時の間です。

夕暮れ時の呼び方

夕暮れ時の呼び方は、黄昏の他にも、夕方、夕べ、入相、暮れ、暮れ泥む、逢魔が時(おうまがどきという大禍時を転じた言葉)があります。

大禍時とは、禍(わざわい)が起きる時刻といった意味があります。

昔は、現代みたいに電気のない暮らしをしていたから、暗くなると魑魅魍魎や幽霊が出てくるかもしれない、太陽が沈んで暗くなっても外にいたら盗賊に襲われるかもしれないと思って、闇を畏れていたのでしょう。

灯りのない昔の人達は、夕暮れには、早く家に帰らないと危険だという習わしがあったのです。

日暮れ時を示す言葉で、天文学では、日没後の太陽が地平線下7度21分40秒になった時を日暮れです。

日暮れ時の時間帯には、天候が良ければ、4等星を眼で確認する事が出来ます。

「夕焼け」と「夕暮れ」の違い

夕焼けと夕暮れの違いを判断するポイントは、気象現象と時間帯といった違いです。

夕焼けは、晴れた日しか観る事ができない気象現象ですが、夕暮れは、天候や季節に関係なく毎日訪れる時間帯となります。

「夕焼け」と「夕暮れ」の英語

これから下記に、夕焼けと夕暮れを、それぞれ英語で表現した場合の言葉を解説していきますね。

夕焼けの英語表現

夕焼けは、英語では“sunset”です。

“sunset”は、カタカナ言葉でサンセットとして、日本でもお店や会社、地名にもよく用いられているので、馴染みの深い言葉です。

夕焼けを英語でさらに詳しく記すと、“sunset glow”“sunset colours”です。

“glow”は、赤い輝きや、紅潮、蛍光を発するといった意味があります。

夕暮れの英語表現

夕暮れは、英語では“evening”、もしくは“dusk”です。

“evening”は、日本でもカタカナ言葉のイブニングとして頻?に使われています。

イブニングドレスは、夜会服用のドレスといった意味で用いられます。

“good evening”と表すと、「こんばんは」という挨拶言葉になります。

“evening”には、夕暮れの他にも、夕方、宵、晩、夕べ、夜会、晩年、末路といった風に、様々な意味があります。

“dusk”も、夕暮れという単語です。

“dusk”には、暮れかかった、暗い色の、薄暗くなるといった意味があります。

このように同じ夕方を表す言葉でも、夕焼のように気象現象を表す言葉と、夕暮れのように時間帯を表す言葉とあるので、その時のシチュエーションによって、上手に使い分けていって下さいね。

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