「張り詰めた」とは?意味や使い方を解説

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意味と使い方
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「張り詰めた」

「張り詰めた」という言葉を見て、まず、緊張感が漂う場面を想像したという人と、タイルなどがきっちりと張り詰められた光景を想像したという人に分かれるのではないでしょうか。

どちらの意味も、緩みなく、ピンと張った、きっちりした、といったイメージが共通していると言えるでしょう。

「張り詰めた」の意味

「張り詰めた」「はりつめた」と読み、「張詰めた」と表記されることもある言葉です。

大きく分けて2つの意味を持つ言葉であることが知られています。

1つ目は、「緊張した、気持ちを引き締めた」という意味、もう1つは、「一面に張った」という意味です。

どちらの意味でもよく使われている「張り詰めた」という言葉ですが、どちらの意味で使われているかは、前後の文から判断できることが多く、意味を履き違えるということは少ないのではないでしょうか。

「張り詰めた」の言葉の使い方

「張り詰めた」という言葉は、緊張する状況を表す時に使われる表現で、緊張感が漂う雰囲気のことを「張り詰めた空気」、緊張している心境のことを「張り詰めた気持ち」などと表現します。

別の言葉に置き換えるなら、「手に汗握った」「気が張った」「息をのんだ」「緊迫した」などの言葉が挙げられるでしょう。

又、何かが一面に張られた状態を表す時には、「一面に氷が張り詰めた」「タイルを張り詰めた」のように表現されます。

「張り詰めた」を使った例文・短文(解釈)

「張り詰めた」の意味と使い方が分かったところで、この言葉を使った例文を紹介していきます。

「張り詰めた」の例文1

「会議室の重い扉を開くと、ピーンと張り詰めた空気の中で、険しい表情をした出席者たちが、無言のまま向かい合って座っている光景が目に飛び込んできました」

結論を出すことができないなど、膠着状態になった会議では、このような光景がよくあるものです。

議論し尽くしたにもかかわらず結論が出ない、しかし、結論を出さなくてはいけない、という追い込まれた状態では、沈黙と緊張感が混ざり合った、落ち着かない空気が漂います。

「張り詰めた」の例文2

「空気を読めない彼女の迂闊な一言で、その場には張り詰めた空気が漂い始めました。ここは私がムードメーカーとしての本領を発揮する時です」

その場の空気が読めない人というのはどこにでもいるもので、相手の気持ちを逆撫でするような、言うべきではない一言を発したために、場の雰囲気が凍り付くことがあります。

例えば、会社の食事会の席で、結婚したいのに結婚できない古株の女性社員の前で、自分の新婚生活についてはしゃぎながら話をしたり、家庭の事情で泣く泣く社員旅行を諦めた人の前で、社員旅行が楽しかったと思い出話しを始めたり、相手の気持ちを全く考えない発言をしてしまうのです。

こういう時には、周りの人々は気が気ではありません。

気分を害したであろう人物が、実権を握っているような人だった場合には、並々ならない緊張感が漂うものです。

「張り詰めた」の例文3

「ワカサギ釣りをしに、深夜に湖へ向かいました。目的地に着くと、氷が一面に張り詰めている人けのない湖を、月明かりが白く照らし出している幻想的な光景が我々を待っていました」

冬になって全面凍結した湖というのは、どこか浮世離れした神秘的な雰囲気を醸し出しています。

それがひと気のない夜だったら、尚更、この世のものとは思えないような幻想的な美しさがあり、寒さなど忘れてしまうものです。

昼間はファミリーで賑わっているワカサギ釣りですが、深夜になると、状況は一変します。

深夜に現地入りして、糸を垂れながら日の出を拝むというのも、氷上ワカサギ釣りの楽しみの1つではないでしょうか。

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