「懐が深い」とは?意味や使い方を解説

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意味と使い方
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「懐が深い」

「懐が深い」「ふところがふかい」と読みます。

「懐」一文字で「ふところ」と4文字の平仮名になるので迷う人もいるでしょうが、覚えておきましょう。

「懐が深い」の意味

「懐が深い」の意味は以下の2つがあります。

「心が広く包容力があること」の意味

寛容で人の考えを受け入れられる心の広いこと、ものごとに対する理解力が高いことを表します。

細かいことにこだわらず、自分と相反する考え方でも受け入れられる様子や、ものごとに対する理解があり、自分の意見と違っていても黙っていられる様子を言うのです。

「懐が深い人」は信望があり、頼りにされる存在です。

「相撲でまわしが取れない状態」の意味

こちらの意味は相撲用語として使われます。

「四つに組んだ時に、腕と胸でガードするので相手が中々まわしを取れない状態のことです。」

これは体格が大きくて腕が長いだけではなく、相撲の技術も高いという証拠で、上位の力士程「懐が深い」ことが多くなります。

「懐が深い」の言葉の使い方

「懐が深い」が使われるのは、以下の様な人に対してです。

相手のミスを責めない

仕事をする上で、ベテランの人や優秀と言われている人でもついうっかりミスをすることもあります。

皆が不機嫌になる中、ミスをした人を責めたりせずに普段通りに振る舞い、代わりに電話を受けるなどさりげなくフォローできる人に対して「懐が深い人」と使います。

小さなことにこだわらない

仕事で多少形式が違ったり順序が変わっても、本質が変わらなければ気にしません。

想定外のことがあっても臨機応変に受け入れられます。

いつも同じ安定した状態でいられる人に対して「懐が深い人」と使います。

相手の良さを素直に認められる

ライバルや普段から自分に対して良い感情を持っていない人でも、才能があったり長所があれば「素晴らしい」と心から褒められます。

相手が成功した時にも素直に「おめでとう」と言える人に対して「懐が深い人」と使います。

「懐が深い」を使った例文・短文(解釈)

「懐が深い」を使った例文と解釈を紹介します。

「懐が深い」の例文1

「人のミスも笑ってフォローしてくれるなんて懐の深い人だ」

仕事でミスをした時に、怒らずに笑いながら許してくれた上にフォローまでしてくれた人に対しての言葉です。

ミスをした本人も有難いと思っていることでしょう。

「懐が深い」の例文2

「彼女は悪口を言う人とも笑顔で付き合える懐が深い人だ」

自分の悪口を言う人と普通は口をききたいとも思いません。

しかし仕事ですので割り切って、笑顔で付き合っている人は心が広くて寛容であるという意味を表しています。

「懐が深い」の例文3

「いつ質問をしても丁寧に教えてくれる先輩はすごく懐が深い」

忙しい時に質問をされても嫌な顔をせずに、丁寧に教えてくれる先輩のことを言っています。

この後輩は先輩の寛大さと思いやりの心を尊敬していることが分ります。

「懐が深い」の例文4

「〇〇部長は懐が深いので失礼なことを言われても気にしない」

失礼なことを言われてもサラリとやり過ごせるのは心に余裕があるからです。

管理職として必要な能力を身に付けていることを表しています。

「懐が深い」の由来・語源

「懐が深い」の由来は、昔の日本人は着物の内側の「懐」に財布を入れていたことから来ています。

懐は「大切なものを入れておく内側の場所」から「胸の内や気持ち」を表す様になりました。

「深い」という言葉が付くことで「奥が広い=寛容な」という意味になります。

「懐が深い」の類語と解釈

「懐が深い」とよく似た言葉に「器が大きい」あります。

意味は「小さなことを気にしない」「感情的になりにくい」ということです。

「懐が深い」と良く似ているのですが、こちらは受け身の対応に使います。

「器が大きい」は能力があり、自分から人に対して行動を起こせる人のことを言います。

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