「甲乙つける」とは?意味や使い方を解説

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意味と使い方
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「甲乙つける」について

この「甲乙つける」という言葉は、色々な場面で耳にします。

それは、一般の人同士の会話から、何かの試合だったり、時には政治の世界にまで及びます。

「甲乙つける」の意味とは

甲乙つけるとは、「二つの優劣を明確にする」という意味で使う言葉です。

この優劣とは、勝敗の場合もあれば、明らかにある差のことを指すことの場合、またはどちらが真実なのかなど、ともかくその二つがはっきりとした形で区別されることです。

例えば、二人の間で何かの言い争いがあった時、第三者に入ってもらうことでこれをつける、スポーツではライバルチーム同士の試合前などに、このように言われるという使い方になります。

「甲乙つける」の言葉の使い方

甲乙つけるは、何かの二つの対象の優劣をつけることです。

よって、三つ以上の中から一番を選ぶといったシチュエーションには使えません。

この「甲」「乙」は、日本で色々な場面で対照的な二つを表現する際に使われます。

どちらが「優」でどちらが「劣」なのかと言われれば、言葉の並びから、先の「甲」「優」だとすることがありますが、そうと決まっている訳でもありません。

「甲乙」という表現で、「正反対の二つ」だと解釈してください。

「甲乙つける」を使った例文

甲乙つけるを使った例文です。

色々な場面で使えることが分かると思います。

「甲乙つける」の例文1

「次に試合でついにあのチームと甲乙つけることができる」

ライバルと目されるチームと次に対戦することが分かったので、ようやくどちらが強いのかが分かると言っています。

どんなスポーツでも、一度の勝敗だけでその相手より強いと判断することはできませんが、俗に「勝った方が強い」とも言われることもあり、勝つに越したことはありません。

「甲乙つける」の例文2

「次の選挙で相手の政党の候補者と甲乙つける」

選挙では、同一の選挙区で一人しか当選できない仕組みの「小選挙区制」が採用されていることがあります。

衆議院の総選挙がそのいい例ですが、そういった選挙では、同じ選挙区で(実質的に)対立候補と一騎打ちとなる場合が少なくなく、どちらが当選できるかをこの「甲乙つける」という言葉で表現しています。

「甲乙つける」の例文3

「どちらの製品が優れているか、この実験で甲乙つけられる」

「甲乙つけられる」という形にし、それができると使っています。

他にも「甲乙つけよう」「甲乙つけられない」という使い方をよく見聞きします。

前者は「優劣(勝敗)を決めよう」と言っており、後者は「ほとんど差がない」、または「似たようなもの」という意味で使います。

「全く一緒」という意味ではなく、「明確に分かるほどの差はない」と解釈してください。

「甲乙つける」の英語と解釈

甲乙つけるは、英語では“discriminate between”を使います。

“discriminate between A and B”という形で使われることが多く、「AとBの間で甲乙つける」という意味になります。

「甲乙つける」は、必ず二つからの比較になるので、「何かと何かの間」という意味の“between”がちょうどいい意味で使われています。

「甲乙つける」の類語や類義表現

甲乙つけると似た意味で使える言葉です。

いずれも対象の二つの優劣を決めるという意味になります。

「雌雄を決する」(しゆうをけっする)

勝負事でよく使われる表現です。

「どちらが勝つか決める(つまりは勝負)」という意味になり、性能の優劣などを決める場合には向いていません。

尚、「甲乙」と同様に、「雌」「雄」のどちらが「勝ち」で、どちらが「負け」なのかといった区別はありません。

「白黒つける」(しろくろつける)

この表現もまた、二つの「白」(優)と「黒」(劣)を決めると使う言葉です。

これまでに挙げた言葉とは違って、はっきりと白が「勝ち」だと使っている点が特徴です。

様々な場面で「甲乙つける」とかなり近い使い方ができます。

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