「稀有」とは?意味や使い方を解説

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意味と使い方
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「稀有」

稀有は、読み方が難しい言葉で、「けう」が正しい読み方です。

「稀」(まれ)という言葉を含むので、見ただけで何となく意味が思い浮かびますが、勝手に解釈してしまうと、本来の意味とは多少異なってしまいます。

「稀有」の意味

稀有とは、「滅多にないこと(物や人も含む)」という意味で使う言葉です。

各漢字を見ていくと、「稀」「有」で構成されている為、そのまま「稀にあること」「たまにはあること」と解釈してしまいますが、それとは少し違って「まずないこと」の表現に使います。

あまり変わらないように思えるかも知れませんが、この言葉が表す「まずない」というレベルは、1万回や1000回に一度ほどの少ない頻度です。

100回に一度くらいでも、場合によっては何とか使える言葉ですが、それほど滅多にないことにしか使わない言葉だと覚えておきましょう。

「稀有」の言葉の使い方

上でも書きましたが、稀有と使う場面はそれほどあるものでもないでしょう。

例えば、「スーパームーン」と呼ばれている、月が満月の状態で公転軌道によって地球に再接近する現象は、約412日おきとなっています。

1年に一度も来ないことなので、これくらいであれば、稀有な出来事と呼んで差し支えありません。

ですが、ただの満月であれば約30日おきとなっているので、この程度では稀有とは使えない訳です。

「稀有」を使った例文・短文(解釈)

稀有を使った例文や短文です。

どれも本当に「まずない」ことや物、人を表現しています。

これらのようなケースでこそ使う言葉だと考えてください。

「稀有」の例文1

「ノーベル賞を獲れるのは、稀有な才能の持ち主だけだ」

ノーベル賞とまでなれば、この「稀有」と呼ぶしかありません。

この言葉は基本的にはこれくらいの滅多にない出来事や人に対してこそ使う言葉です。

「稀有」の例文2

「離婚で男性側が慰謝料を請求するのは、比較的稀有なケースだと言えるだろう」

離婚にまつわる慰謝料と言えば、一般的には女性側が請求するものです。

しかし、中には男性側が請求するケースも無くはなく、それこそ稀有な例ですが、そのような裁判での判決も出ています。

「稀有」の例文3

「昔は稀有な例だったが、今ではそう珍しくもない」

昔はまずなかったことが、今ではそうでもなくなったという事例は少なくありません。

簡単な例を挙げると、24時間営業のお店です。

あのセブン-イレブンも、開業当初は朝7時〜夜11時の営業でした。

また、それが名前の由来にもなっています。

「稀有」の例文4

「自国開催の五輪は、とても稀有なイベントだ」

稀有と使う時点で、「大変珍しい」という意味を表現していますが、それに更に「とても」と付けて、珍しさが強調されています。

日本ではかつて、夏の五輪が1964年に、冬の五輪は1940年と1998年に開催されましたが、次の2020年の夏の開催を入れても、80年に4回だけという稀有さです。

「稀有」の類語と解釈

稀有と似た意味のある言葉です。

この言葉は「希有」と表記されることもあり、この場合には「けう」だけでなく「きゆう」と読むこともあり、「稀有」と意味は全く一緒ですが、そのような微妙な違いがあります。

ここではそれ以外のものを挙げていきます。

「貴重」(きちょう)

「貴重な存在」「貴重な体験」など、滅多にないことや物、人に対して使います。

「稀有」と比較すると、まだ頻度が高い(機会が多い)と思われる場合に用いる言葉ですが、それでも珍しいケースに変わりありません。

「稀代」(きだい)

「きたい」と読んでも間違いではありません。

また、「希有」と同じように、「希代」とも表記できます。

そして、こちらの表記の場合は「きたい」と読むことが多いという特徴があります。

意味は「稀有」と同じく、「滅多にない」という意味で使いますが、主に人や現象に対して使う言葉です。

「稀代の英雄」「稀代な事件」などという使われ方をします。

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