「要領を得ない」とは?意味や使い方を解説

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「要領を得ない」について

この「要領を得ない」は、日常の会話の中でも普通に使われる表現です。

しかし、この言葉を使う時にはそれほど状況的に好ましくないことがほとんどです。

「要領を得ない」の意味とは

要領を得ないは、相手の話や説明が「はっきりと分からない」時に使う言葉です。

全く分からないという訳ではなく、その話の輪郭くらいは見えているが、核心が見えてこないといった時に使います。

「全く要領を得ない話だった」といった使い方になり、要は「何が言いたいのかよく分からない」時に、それを表現する為に使うことが多いです。

直接その話をした相手に対して使っても構いません。

「要領を得ない」の言葉の使い方

要領を得ないは、誰かの話に対して、「ちょっと要領を得ないんだけど」などと使うと、暗に「もう少し詳しく話して欲しい」という意味を伝えることができます。

「要領」「要点」とも言い換えられる言葉で、その「要点」とは、「物事の大切な部分」です。

それがはっきり見えてこない(理解できない)時に使う言葉です。

「要領を得ない」を使った例文

要領を得ないを使った例文です。

どれも、はっきりと言っていることが分からないという意味で解釈してください。

「要領を得ない」の例文1

「真剣に説明してくれたのは分かったが、今ひとつ要領を得ない点が多かった」

相手が真摯に説明してくれた様子に対しては評価していますが、肝心の話の内容でよく分からない点が多かったと言っています。

その説明してくれた相手が居なくなってからこのように使った場合には、上で挙げた”もう少し詳しく話して欲しい”という意味はなく、単なる感想として使っていると考えてください。

「要領を得ない」の例文2

「最後になって、要領を得ないと言われてしまった」

そのようなことは途中で言って欲しいものですが、最後まで聞けば(ある程度までは)分かると思っていたのかも知れません。

その為、最後になってこのように言われた時でも、怒ったりはせずにその後の対応を行いましょう。

「要領を得ない」の例文3

「それほど要領を得ないとは思わないが、分かりにくいことは確かだ」

この例文は、全く分からないという訳でもないと言っています。

「要領を得ない」と言った時点で、「かなり分かりにくい」というニュアンスなので、それに「それほどでもない」と付くと、「分からないこともない(が分かりにくい)」と解釈できます。

「要領を得ない」の英語と解釈

要領を得ないを英語にすると、“garbled”という言葉になります。

そのまま「要領を得ない」という意味で使うことができ、他に「不明瞭な」「分かりにくい」として使うこともできます。

尚、この“garbled”は、英語でIT用語として使われることもあり、その場合の意味は「文字化け」を表し、英語圏では定着している使われ方です。

「要領を得ない」の類語や類義表現

要領を得ないと似た意味で使える言葉や表現です。

どちらもとてもよく似た意味で使うことができます。

「曖昧模糊」(あいまいもこ)

この四字熟語は、「ぼんやりとしていてよく分からない様子」を表す言葉です。

「曖昧模糊としている」と使うことで、「要領を得ない」と同様の意味になります。

「判然としない」(はんぜんとしない)

「判然」「はっきりと理解できる」という意味の言葉の為、この表現になると「はっきりと分からない」という意味になり、「要領を得ない」とほぼ同様に使えます。

「釈然としない」(しゃくぜんとしない)という表現もありますが、こちらは「納得がいかない」という意味で使うので、類義語として考えるのは間違いです(前提として、話自体は理解できている時に使います)。