「高尚」と「礼儀作法」の違いとは?英語の違いも分かりやすく解説

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「高尚」とは?

「高尚」(こうしょう)は、俗っぽくなく、高貴なことを表現する言葉です。

ここで言う「俗」とは、世間一般の風俗のことで、どちらかと言えばくだらない話題や遊びなどのことだと解釈してください。

そのようなものとは離れた高貴さがある、という意味で使う言葉で、「それは高尚な趣味だ」と使うと、一般に連想されるような各種の趣味ではなく、乗馬や豪華客船によるクルーズなど、一般の風俗からは遠いと思われる趣味だと解釈していいでしょう。

「崇高」とは?

この「崇高」(すうこう)は、「偉大な様子」を表現する為に使います。

「崇高な理想」などという形で使われることが多く、それだけ高く、立派な理想のことだと解釈できます。

上の「高尚」と同じく、かなり高い(一般には高過ぎると思われる)ことの表現になるので、使い方が難しいのと同時に、実際に使うことができる場面がそうある訳ではない言葉だと言えるかも知れません。

「高尚」と「崇高」の違い

「高尚」「崇高」共に、対象となるものは違っても、「レベルが高い」という意味で同じような意味の言葉だと考えていいでしょう。

ですが、その対象となるものが、「高尚」は上でも挙げた「趣味」などの実際に行う(行われる)ことで、「崇高」の方は同じく例として使った「理想」のような考え方や目的のことが多いのが違いです。

よって、この2つの言葉は対象によって使い分けると、同じように世間の俗とは縁遠い、一種の「レベルの高さ」が表現できます。

「高尚」を使った例文と解釈

高尚を使った例文です。

この言葉の対象となるものを具体的に挙げて、それに対して使っています。

「高尚な会話だったので、入ることができなかった」

俗っぽい話ではなく、高いレベルの会話だったことが想像できる例文です。

例えば、世界の経済についての話だったり、生物の起原に関するような話などが挙げられます。

そこまでの会話でなくても、自分にはとてもついていけないと思った場合にこのように使っても構いません。

「彼はとても高尚な人間だと評判だ」

世間の俗にはほとんど興味がなく、勉学や研究などに一筋といった人がこのような呼ばれることがあります。

ただし、あくまで周りの人からの評価なので、実際にどこまでそのような人物なのかは分かりません。

「崇高」を使った例文と解釈

崇高を使った例文になります。

こちらも、対象になるものが分かる形の例文です。

「崇高な精神をもっていないと、とても聖職者などできないだろう」

「聖職者」という言葉にも色々な解釈がありますが、ここでは「神父」「牧師」「僧侶」のような宗教における指導者(教育者)的な立場の人だと考えると納得がいきます。

崇高な精神を持ち合わせていてこそ、そのような職業に就けるのは間違いないでしょう。

「この実験の崇高な結果にとても満足している」

とてもすごい結果が出たことが分かるような例文です。

ここでの「崇高」は、これから人の役に立つような立派なものだという解釈でいいでしょう。

単にすごい実験結果が出たというだけでなく、それが客観的に見ても偉大なものだ(そうだと考えられる)という時に、このような使い方をされます。

「高尚」の英語

「高尚」は、英語では“noble”と表現します。

“It was a noble conversation”とすると、「高尚な会話だった」という意味になります。

この“noble”は、「高貴な」という意味もあり、日本語の「高尚」とかなり近い言葉だと考えていいでしょう。

「崇高」の英語

「崇高」を英語にすると、“sublime”となります。

“It can only be done with the sublime spirit”で、「それは崇高な精神があってこそ達成できる」という意味になり、このように使う表現です。

尚、英語では日本語のように、「高尚」「崇高」の対象が明確に分かれているということはなく、この例文の“sublime spirit”は、上の“noble”と置き換えてもほとんど同様の意味で通ります。

ここが日本語との一番の違いです(しかし、どちらと表現しているのかが分かりやすいように使い分けるに越したことはありません)。

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