「℃℃℃(ドドドォー)」とは?意味や言葉の使い方、概要(元ネタ)など

「℃℃℃(ドドドォー)」とは?新語・ネット用語

この記事では、「℃℃℃(ドドドォー!!!)」の意味を分かりやすく説明していきます。

「℃℃℃(ドドドォー!!!)」とは?

日本のセントラル・リーグ所属のプロ野球球団「広島東洋カープ」が2016年、2017年のセントラル・リーグを制覇し、37年ぶりに2連覇達成の快挙を成し遂げます。

その後、2017年11月23日に広島市内マツダスタジアムにて行われたファン感謝デーのイベントに際し、来季へ向けて発表されたチームキャッチフレーズが「℃℃℃(ドドドォー!!!)」です。


「℃℃℃(ドドドォー!!!)」の成り立ち

キャッチフレーズのコンセプトとして「努力」「度胸」「泥臭さ」「怒涛の勢い」、ファン・地域との「同心」「同郷」、そして「胴上げ」など「ど」にちなんだ言葉と、チームの野球帽にも使用されている“Carp”の頭文字の「C」、そして温度としての「熱さ」、3つを掛け合わせたシンボルとしてセルシウス度の単位である「℃」が用いられました。

「リーグ3連覇を目指して駆け抜ける」という決意を込めて「℃」を3回続けた「℃℃℃」の形となります。

文字で表される際は、単に「℃℃℃」と表記されたり、読み方に加えて、ビックリマークの記号「!」も3連続付随させて「℃℃℃(ドドドォー!!!)」と表記されます。


「℃℃℃(ドドドォー!!!)」への反応

広島カープはここ近年、ユニークなチームキャッチフレーズを掲げているのが特徴です。

2016年には「真赤激(まっかげき)」、2017年には「力舞吼(かぶく) 」、そして、2018年のスローガンが「℃℃℃(ドドドォー!!!)」となります。

ただし、あまりにも意表をついたキャッチフレーズだったため、当時のチーム内や球団関係者からは「トリッキーすぎる」「分かりにくい」など、反応としては微妙だったようで、ファンの間でも「読み方が分からない」など困惑する声が多かったようです。

ファン感謝デーのイベントにて、3万2000人の観客を前に選手会副会長の会沢翼捕手が、「℃℃℃(ドドドォー!!!)」のロゴが描かれたボードを披露した際、会場は一瞬静寂に包まれましたが、その後大きな歓声が上がりました。

ちなみに、2019年は「水金地火木ドッテンカープ」、2020年は「たった今 このAKAの子 舞たった」、2021年は「バリバリバリ」でした。

まとめ

「℃℃℃(ドドドォー!!!)」とは、2016年と2017年にセントラル・リーグ2連覇を達成した「広島東洋カープ」が、来季に向けて発表したチームキャッチフレーズになります。

「努力」「度胸」など「ど」にちなんだ言葉、チームの代表的なロゴである「C」「熱さ(温度)」を掛け合わせたシンボルとして「℃」が用いられました。

さらに、3連覇達成への決意も込められて「℃℃℃」という3連続の形となりました。