この記事では「あさり」と「しじみ」の違いを分かりやすく説明していきます。
「あさり」とは?
「あさり」の意味と概要について紹介します。
「あさり」の意味
「あさり」とは「二枚貝網・異歯亜網・マルスダレガイ上科・マルスダレガイ科・アサリ亜科」の二枚貝で、食用になるものです。
「あさり」の概要
「あさり」は、「マルスダレガイ科・アサリ亜科」の二枚貝です。
「しじみ」よりもひとまわり大きく、表面はザラザラで楕円形をしてて、茶色をメインに様々なまだら模様が入っています。
「あさり」は海に生息していて、潮干狩りで獲れることでも有名です。
塩分の濃い干潟を好むことから砂地にいますが、砂を吸うのではなく砂を乗せている状態なので、「砂吐き」をさせてもあまり出さないことが多くなります。
「あさり」にはミネラルの一種である「タウリン」が含まれ、コレステロールを抑えて、動脈硬化や高血圧を改善する働きがあります。
また、滋養強壮や貧血にも効果があると言われています。
「しじみ」とは?
「しじみ」の意味と概要について紹介します。
「しじみ」の意味
「しじみ」は「二枚貝網・異歯亜網・シジミ上科・シジミ科」の二枚貝で、食用になるものです。
「しじみ」の概要
「しじみ」は「シジミ科」の二枚貝で、「あさり」とは種別が違います。
大きさは2センチ~3センチほどで、丸みがあり、色はほぼ黒でたまに茶色いものもあります。
表面には細かい筋があり、つやつやとしています。
「しじみ」は淡水と海水が交差していて、塩分の薄い地域に生息しています。
「しじみ」には「オルニチン」というアミノ酸の一種が含まれていて、肝機能を高めて疲労回復の働きがあります。
肝臓のアルコール分解をサポートすることから、二日酔いには「しじみ」が良いとされています。
「あさり」と「しじみ」の違い!
「あさり」は「アサリ亜科の二枚貝で、まだら模様があり表面がザラザラ」です。
「しじみ」は「シジミ科の二枚貝で、黒くて表面がつやつや」です。
まとめ
今回は「あさり」と「しじみ」の違いをお伝えしました。
「あさりは茶色いまだら」、「しじみは小さくてほぼ黒」と覚えておきましょう