この記事では、「あのね商法」を分かりやすく説明していきます。
「あのね商法」の意味
アニメ番組のシリーズ最終話や最後の数話を、無料のテレビでは放送せずに、後で発売する有料DVDに収録して買わせる商法。
「あのね商法」の解説
「あのね商法」というのは、「アニメ番組のシリーズをテレビの無料放映期間だけでは完結させず、後で発売するDVD・OVA・劇場版などの有料コンテンツだけで最終話(最後の数話)を放映する商法」のことです。
「あのね商法」は、「DVD・OVA・劇場版(劇場のチケット)などの有料コンテンツ」を購入しないと最後の結末を知ることができないので、アニメファンからは不評になりやすい商法とされています。
「あのね商法」のルーツ(起源)は、アニメ「かしまし~ガール・ミーツ・ガール~」のラストシーン(12話)の最後で、主人公大佛はずむが「あのね…」と言いにくそうに何かを言いかけて終わり、その続きが有料のDVDだけに収録されたことに由来しています。
「あのね商法」の使われ方
「あのね商法」は、「アニメ番組のシリーズを無料のテレビ放映だけでは完結させず、後で販売するDVDや映画のチケットを買わせようとする商法(アニメファンにとっては不快感を煽られる商法)」を意味して使うという使われ方になります。
例えば、「あのね商法をアニメシリーズの最終話でするのはやめてほしい、別のストーリーでDVDを売るなら買うんだけど」や「あのね商法を仕掛けてくるアニメを見せられると気分が悪いものです」といった例文で使われます。