「お金にだらしない」とは?意味や使い方、例文など分かりやすく解釈

「お金にだらしない」とは?意味と使い方

「お金にだらしない」という言葉は具体的にはどのような意味なのでしょうか。

今回は「お金にだらしない」の意味と類似表現を紹介します。

「お金にだらしない」とは?意味

「お金にだらしない」とは、「金銭管理がいい加減で無計画にお金を使うこと」を意味する言葉です。


「お金にだらしない」の概要

正しい生活をおくるためにきちんとした金銭管理は必須です。

収入を把握しその範囲に消費を抑えながら万が一に備えて貯金もしておくというのが理想的な金銭管理ですが、中には金銭管理が苦手でお金を無計画に使ってしまう人もいます。

そのような「計画的なお金の使い方ができず行き当たりばったりでお金を使ってしまう」ことを「お金にだらしない」と表現します。

「お金にだらしない」「だらしない」とは「きちんとしておらずしまりがない」という意味の言葉です。

「物事のけじめがつけられておらず節度がない」様子を表す言葉で一般的には公道や態度などに対して使われます。

「お金にだらしない」という表現は「金銭の出入りに関してだらしない」ことを意味しています。

一般的には金遣いの荒さや無計画な買い物など支出の雑さを意味する言葉として使われていますが、給料を把握できていなかったり予算を振り分けられなかったりなど収入面についてのいい加減さも含まれています。

「お金にだらしない」という表現は金額の多寡をにかかわらず使い方や振り分けなど金銭管理におけるいい加減さを表しています。

莫大な収入を得ていて損失がでていなかったとしても使い方がいい加減で無計画なら「お金にだらしない」と言われます。

具体的な基準などはありませんが金銭面で他人に迷惑をかけている様子を表す言葉として使われるケースが多く、借金や支払いの遅延などが発生しているときによく用いられる表現です。


「お金にだらしない」の言葉の使い方や使われ方

・『どんなに性格が良くてもお金にだらしないだけで人としての評価はガタ落ちだ』
・『お金にだらしない性格が災いして晩年は借金に苦しんでいた』
・『気前がいいのではなくお金にだらしないだけだ』
・『経営者としてお金にだらしないのは致命的な欠点である』

「お金にだらしない」の類語や言いかえ

・金銭的にルーズ
「金銭面に関してだらしがない」という意味の言葉です。

「ルーズ」とは「しまりがなくガバガバである」という意味の言葉です。

金銭に関して使う場合は「お金にだらしない」とほぼ同じ意味になります。

・どんぶり勘定
「計算が大ざっぱで多少の誤差を気にせず入出金を管理すること」を意味する言葉です。

商人の前掛けにつけられているお金を入れる大きなポケットのことを「どんぶり」といいます。

手づかみで小銭を無造作につかみ出す様子から「に金銭を管理すること」「どんぶり勘定」と呼ぶようになったとされています。

「お金にだらしない」が主に金銭のやりとりがいい加減なことを表すのに対し、こちらは帳簿付けのような金銭管理業務がいい加減なことを意味する言葉です。

・浪費家
「お金をすぐに使ってしまう人」を意味する言葉です。

主に支出面での無計画さを意味する言葉で「お金にだらしない」と同じく「無計画にお金を使ってしまうこと」を意味しますが借金や支払い遅れなどの意味合いはほとんど含まれていません。

まとめ

「お金にだらしない」のは人として最も嫌われ瑠葉そのひとつです。

うっかり関わりあいになれば被害に巻き込まれる可能性が高いのでそのような人には近づかないのが賢明です。

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