「きぼんぬ」とは?意味や言葉の使い方、概要(元ネタ)など

「きぼんぬ」とは?新語・ネット用語

この記事では、きぼんぬの意味を分かりやすく説明していきます。

きぼんぬとは?意味

きぼんぬとは、何かして欲しいと希望することを意味しています。

漢字の「希望」と書いて希望すると言い表すこのネット用語は自分のためにやってほしいという切に願う気持ちを若者が言い表す言葉です。

「~お願いする」という気持ちを独特な言葉でかわいらしく伝えたいときに使われています。


きぼんぬの概要

自分のためにこうしてほしいと願う気持ちをネット上ではおどけたような言い方で「きぼんぬする」と、やってほしい相手に対して伝えます。

漢字よりも優しい印象で表現できるようあえて「きぼんぬ」と書きますが、ときに「キボンヌ」とカタカナと書き表し、人により願う気持ちを強調して伝えられるわけです。

言葉の由来は2000年に開催されたシドニーオリンピックでのこと。

「金沢イボンヌ」という陸上選手が登場したとき、その名前が人々の印象に残りました。

この印象強い名前があっという間に2ちゃんねるで交流する人たちの心を捉えて、ネット中に広まります。

フランス語のように美しく響き渡るような「イボンヌ」という名前と、日本の歴史を感じる金沢が印象に残る語呂はしだいに「キボンヌ」という言葉に変わっていったのです。


きぼんぬの使い方や使われ方

何かを望む人に対して使うきぼんぬは、お願いしたい人に対して「○○きぼんぬ」という形で使う言葉です。

「ここを教えてきぼんぬ」とか、「お昼はお弁当をきぼんぬ」など仲の良い人に対して質問したいときや、一緒にやろうと頼むときに使われています。

また、自分が誕生日のときは「プレゼントきぼんぬ」と贈り物が欲しい気持ちをかわいらしく伝えたり、SNSをしていたとき人々に流してほしい話題があれば「このツイート今すぐ拡散きぼん」と、あえて「ぬ」を付けずに表示するのも相手に親しみを込めて伝えられる方法です。

この言葉は仲良しの相手であれば親しげに交流するときに使える言葉です。

両手を合わせた絵文字を付けるのも相手に気持ちを伝えられるコツです。

きぼんぬを使った例文(使用例)

・今度の休みは買い物にきぼんぬ。

・この服のデザインどう思うか感想きぼーん。

・すぐに返信キボンヌ。

休みは友達と買い物に出かけたいという気持ちを分かりやすく伝えられる言葉です。

すぐに返信してほしいときはカタカナ表記で伝えて、早く返信が欲しい気持ちを表せます。

また、買ってはみたものの、外に着て行くにはどうかと思う服や、装飾品などの感想を友達に聞きたいと思うときは「きぼーん」と言葉を伸ばして聞いてみれば、忙しい相手も返事がしたくなるでしょう。

まとめ

かなり前から使われている言葉でもあるきぼんぬという言葉を「きぼーん」と言い方を変えるだけでも自分のお願いする気持ちを強調できます。

現在はあまり使わなくなった言葉ですが、自分から積極的に使い、掲示板を通して多くの人に流行らせてみるのもいいでしょう。