「けろっと」も「しれっと」も同じようなニュアンスの言葉ですが実際は微妙な違いがあります。
その違いを説明します。
「けろっと」とは?
「けろっと」という言葉はどういう時に使うのかというと結構強烈な出来事があってた時でも何もなかったかのような表情を浮かべている時等に使うのがけろっとという言葉です。
なのでただ表情を変えない時に使うのではなく、こんな時まで何も表情を変えないといった驚きの表現として使うのがけろっとという言葉になります。
なんとなく表情を変えずにいるだけではなく、普通なら表情を変えるのが当たり前の状況でも全く表情を変えないで涼しい顔をしているような時に使います。
「しれっと」とは?
「しれっと」というのはどのような時に使うのかというと、例えば何かしないといけない事があった時でも何もしないで平気な顔をしているような人に対して使います。
つまりしれっとという言葉を使うのは相手がやるべきことがあるにもかかわらず、それをしないで全く悪びれる感じもなく平気な顔をしているような状況を非難するような時に使う言葉という事です。
「けろっと」と「しれっと」の違い
「けろっと」も「しれっと」もその時の表情に合ってない表情をしている時に使われる言葉であるという意味では同じです。
ですが、「けろっと」の場合はこんなすごい事があった後でも何もなかったかのように涼しい顔をしているのかという驚きの表現で使うのに対して、「しれっと」の場合はそんな顔をよくしていられるなという風に相手の態度を咎める時に使います。
なので、「けろっと」と「しれっと」では全く使う状況が異なるというのがあります。
けろっとはある意味凄いと思った時に使いますが、しれっとは何を平気な顔をしているのかと、怒りに近い感情がある時に使うものです。
まとめ
「けろっと」も「しれっと」も誰かの表情を見た時に使うものですが、似たような言葉でありながら使う状況はかなり異なります。