この記事では、「こじれっぷり」を分かりやすく説明していきます。
「こじれっぷり」の意味
物事や性格がもつれ、解決するには複雑になりすぎている様子。
「こじれっぷり」の解説
「こじれっぷり」は「こじらせ」という言葉の発展形です。
「こじらせ」はライターの雨宮まみ氏が発祥となった俗語「こじらせ女子」を切欠に巷に広がった概念です。
現在では「こじらせ男子」という言葉も登場し、性別と組み合わせて使うようになりました。
その意味は、「性格や価値観が複雑になってしまい、解決するには難しい」男子や女子、といったものです。
より簡単に言い換えると「面倒くさい性格」を表しています。
「こじらせ」男子や女子は、恋愛に対するこだわりが強かったり、自己評価と行動がアンバランスであったりといった特徴がみられます。
「こじれっぷり」は、上記の「こじらせ」の様子が、より重度になっている様子を表しています。
「こじれっぷり」の使われ方
「こじれっぷり」は、相手が問題や性格をこじらせている様子を評する際に用る言葉です。
通常よりも問題の複雑化が激しい様子を表します。
「こじらせ」は、もともとは広い範囲で使用できる言葉ですが、俗語としては、性格や人物評に用いるパターンが多くを占めています。
「こじれっぷり」も同様に、人物評として用いる事例が多い言葉です。
反感のほかに、共感を表明する際にも使用できます。
日常での使い方には、「彼女の恋愛のこじれっぷりは、並大抵ではない」「あの会議は論点が散漫で、こじれっぷりが心配になる」「この恋愛小説の登場人物のこじれっぷりには共感できる」といったようなものが挙げられます。