この記事では、「したためる」と「書く」の違いを分かりやすく説明していきます。
「したためる」とは?
今ではあまり使われることのない言葉ではありますが、「手紙を書く」という意味で、「手紙をしたためる」というように使います。
漢字では、「認める」になります。
普通に読んでしまうと、「みとめる」となってしまいますが、間違いなく「したためる」と読みます。
パソコンなどで漢字変換して確かめてみてください。
「書く」とは?
文字を記すことを「書く」と言います。
絵や図の場合は「書く」が用いられることもありますが、「描く」を使うと意味が伝わりやすくなります。
小学生のうちに習う漢字なので、「したためる」よりも馴染みのある言葉です。
「したためる」と「書く」の違い
「したためる」は古風な表現ではありますが、まったく使わなくなったわけではありません。
敢えて使うと、心を込めて丁寧に書いた様子が伺えます。
それに比べて「書く」は、分かりやすくカジュアルでとても使いやすい表現です。
意味は同じですが、響きや印象が大きく違います。
まとめ
普段使いの言葉を正確に覚えていれば、読み書きや話す際に不便を感じることはありません。
しかしながら、古風で趣のある言い回しを知っているのは日本人としてとても素敵なことです。
いつか、大切な人に手紙を「したためる」日が来るかもしれません。