この記事では、「しゃばしゃば」と「さらさら」の違いを分かりやすく説明していきます。
「しゃばしゃば」とは?
「しゃばしゃば」は、「関西の方言で水っぽい様子のこと」です。
本来とろみがあるものが、期待に反して水っぽい状態になった時の表現で、主にカレーのとろみ加減に対して使われる言葉です。
地域によっては「しゃびしゃび」と言うこともあります。
関西地方発祥の言葉ですが、最近ではIT技術が進んで情報が全国に行き渡る様になったせいもあり、関東でも「しゃばしゃば」を使う様になっています。
「さらさら」とは?
「さらさら」には以下の3つの意味があります。
1つ目は「軽い物がわずかに触れ合う音」という意味で、「笹の葉さらさら」という童謡があります。
2つ目は「浅い川の水がすんなりと流れる様子」という意味で、「春の小川はさらさらいくよ」という童謡があります。
3つ目は「つまらずに軽やかに進む様子」という意味で「お茶漬けをさらさらとかきこむ」などと言います。
4つ目は「物に水分や粘り気がなく、乾いた感じのする様子」という意味で「さらさらの砂」などと言います。
「しゃばしゃば」に対応するのはこちらに意味で「さらさらカレー」などと言います。
上記に共通するのは「軽やかである」という点です。
「しゃばしゃば」と「さらさら」の違い!
「しゃばしゃば」は「関西の方言で水っぽい様子のこと」です。
「さらさら」は「軽やかな様子」です。
まとめ
今回は「しゃばしゃば」と「さらさら」の違いをお伝えしました。
「しゃばしゃばは関西地方で水っぽいこと」、「さらさらは軽やかなこと」と覚えておきましょう。