この記事では、だいじょうVの意味を分かりやすく説明していきます。
だいじょうVとは?意味
だいじょうVとは、日本語の「大丈夫」と英語の「V」を合わせた言葉です。
大丈夫、問題ないという意味があります。
英語のVは勝利を表す言葉でもあり、大丈夫と掛け合わせることでさらに大丈夫と言葉を強調させた言葉になります。
だいじょうVの概要
だいじょうVが巷で流行りだしたのは、1990年代からで、子供からお年寄りまで浸透した言葉です。
とくに、中高年がこの言葉を使う機会が多く、日常生活のコミュニケーションとして選んでいました。
「だいじょうV」と言うときは明るい表情に、ひと指し指と中指でVサインを作って見せることでより大丈夫であることを相手に伝えられます。
この言葉が多くの人に知られる要因となったのは、タケダの栄養ドリンク「アリナミンV」のCMからでした。
このCMでは当時映画の主役を務めたことで日本でもその名が浸透し、子供から中年世代にも人気があったハリウッドスターのアーノルド・シュワルツェネッガーが出演したことでした。
CMでは魔人Vとして登場し、ドリンクを片手にVサインを作り、陽気に「だいじょうV」と言って笑う顔がアップされたことで日本人の心を掴み、この言葉がまたたく間に広がりました。
当時人気者であった宮沢りえとの共演も話題を呼び、中高年やお年寄りの間でも話題となったことから多くの人が使う言葉となっていったのです。
だいじょうVの言葉の使い方や使われ方
だいじょうVの使い方は、大丈夫かなと不安を抱えていたとき、うまく乗り越えられた後に使います。
自分に対して使うよりも、同じように心配していた人に対して笑顔を見せながらVサインを見せながら「大丈夫」と決めて伝えるのがこの言葉の使い方です。
また、商談したとき、うまくいった際は心配していた部下に対して「商談がうまくいった」と伝えるときに使い、会社の面接に受かったとき家族にVサインを見せながら無事に受かったことを伝えます。
また、自分に起こったトラブルを心配してくれた友達に向かって「安心して」という気持ちを伝えるときにも使います。
だいじょうVと使う相手は初めて会う人よりも、普段から心の通う仲良しの人に対して使うことが多い言葉です。
だいじょうVを使った例文(使用例)
だいじょうVを使った例文を3つご紹介します。
・頭ぶつけて怪我したけど、もうだいじょうV
頭をぶつけて怪我をしたとき、後遺症が残るのではないかと心配した人に対して「だいじょうV」と伝えて、その心配を拭い去るように使います。
・彼氏と喧嘩しちゃったけどもうだいじょうV
付き合っている彼氏と喧嘩したことを心配してくれた人に対し、仲直りしたから大丈夫だよと気持ちを伝えるときに使う例文です。
・財布をなくしちゃったけどもうだいじょうV
財布をどこかに置いてきてしまったとき、頑張って探したら見つかったことを心配していた人に伝えるときに使う言葉です。
無事見つかったことの安堵感をよりわかりやすく伝えられます。
まとめ
だいじょうVという言葉は、不安なことを拭い去り、もう安心してと人に伝えるときに分かりやすく、ユニークに伝えられる言葉です。
手でVサインを作り、明るく言うことでさらに心配していた相手の不安をしっかり拭い去れるでしょう。
会社でも、学校でも、日常生活にもさりげなく取り入れてみれば、不安を取り除ける楽しい言葉になります。