「ちな猫」とは?意味や言葉の使い方、概要(元ネタ)など

「ちな猫」とは?意味と使い方

この記事では、「ちな猫」【ちなねこ】の意味や使い方、例文を分かりやすく説明していきます。

「ちな猫」とは?

「ちな猫」【ちなねこ】とは、「ちなみに西部ライオンズのファン」という意味があります。

阪神タイガースのファンを意味する「ちな虎」に対抗して、西部ファンであることを「ちな猫」と言い表し、相手に自分がいかに熱狂的に応援している者かを伝えるときに使う言葉です。

「猫」と言い表す理由には、ライオンが猫科であり、ちな虎と対抗して「俺はちな猫だけど、あなたには負けない」と自分がファンであることを伝えてから相手を煽るときに使われています。


「ちな猫」の概要

西部ライオンズのプロ野球のファンは、自分がどこの球団を応援しているかを電子掲示板の野球板でやり取りするとき「私はちな猫です」と伝えて、熱狂的なファンであることを相手にアピールして、相手を煽ることがあります。

自分がどこの野球ファンかは自己申告ですが、相手が敵対する野球ファンであると分かったとき、「俺はちな猫だけど文句あるか」と相手を挑発して、掲示板やSNSでバトルを始めます。

中にはあたかも西部ライオンズのファンであると成りすまして相手を煽り、対立を深めていく手段として使う人もいます。

特に、相手が人気の「ちな虎」であったり、「ちなハム」など人気の球団であればより敵対心が強くなり、黙っていられなくなったファンは「ちな虎がなんや、俺はちな猫や」と強気な発言で煽り、相手へと挑むのです。


「ちな猫」の言葉の使い方や使われ方

自分が「ちな猫」であることを強調して、相手と対立して勝ちたいと思うときに使い、球団のように負けないぞという気持ちを敵対するプロ野球ファンに対して伝えるときに使います。

それだけ自分が西武ライオンズの熱狂的な応援団であり、野球選手もチームも愛しているかをアピールするわけです。

中にはあたかも自分がファンであると強調してアピールするためにその球団を名乗り、持ち上げるかのように見せますが、実際に応援している球団は違うチームであり、そちらを持ち上げるために使う場合もあります。

類義語にはソフトバンクを「ちな鷹」、楽天を「ちな鷲」と言い表すように、自分がどの球団を応援しているファンか「ちな○○」と動物や鳥の名前で表し、敵対する相手に伝えるわけです。

「ちな猫」を使った例文(使用例)

・『ワイは正真正銘のちな猫や』
・『ちな猫のファンはどこか自我が強い者が多い』
・『強気な発言が目立つファンはちな猫とわかる』
自分の方から「俺はどこから見ても西部ライオンズのファンだと伝える人もいる「ちな猫」は、どこか根性があり、話し方が強気なところがあります。

5ちゃんねるの電子掲示板やSNSでは強気な発言する人がいて、「ちな虎」と対立するやり取りを見ているだけでも刺激的で面白いと話題になります。

まとめ

心の底からチームを愛しているプロ野球ファンは、自分を「ちな猫」「ちなハム」と例えることでいかに自分がその球団を熱狂的に愛し、応援する者か掲示板でやり取りする相手に伝えるときに使います。

「ちなみに」と少し気取るような文頭から始めた後、いかに西部ライオンズのファンか簡素化して伝えたいときに使ってみるといいでしょう。

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