「ちゃんねー」とは?意味や言葉の使い方、概要(元ネタ)など

「ちゃんねー」とは?新語・ネット用語

この記事では、「ちゃんねー」の意味を分かりやすく説明していきます。

「ちゃんねー」とは?意味

姉ちゃんを意味する言葉で、姉ちゃん、ねーちゃん、ちゃんねーなどのように変化の経緯を表すことが出来ます。

会話で使われることが中心の言葉なのでカタカナで表記することもひらがなで表記することもありえますが「ちゃん姉」「ちゃんねえ」という表記は使われていません。

なお、ちゃんねーは血縁上の姉という意味合いは薄く、若い女性を指す意味合いが強くなっています。


「ちゃんねー」の概要

いわゆる言葉を逆にするタイプの(放送・芸能)業界用語として使われていたものでもあり、面と向かって女性相手に「ちゃんねー」というのは蔑称というわけではないのですが、現在ではかなり横柄な態度に見られるため使わないほうが良いでしょう。

ちゃんねーと呼ばれる対象に絶対に聞かれないとわかっている間での身内での会話やクローズなSNSのなかで身内の間で使うのにとどめたほうが良い言葉と言うことが出来ます。

「背の高いちゃんねー」「赤い服のちゃんねー」など見た目をはっきりさせる言葉をつけて使うことも可能です。

なお、「お姉さん」という言い方の「さんねー」という言葉はありません。

「ひろ子姉ちゃん」という呼び方はあっても「ひろ子ちゃんねー」という呼び方はあだ名以外ではまずありません。

また、あまり「ちゃんねー」と連呼しているタイプの人というのは現代的なイメージは持たれにくく、ともすればセクハラ的なイメージさえ持たれかねない部分があります。

なお、にいちゃんをちゃんにーと呼ぶケースは非常に少なくなっており、この手の言葉を昔、女性が使っていなかったという経緯が見られます。


「ちゃんねー」の言葉の使い方や使われ方

「ちゃんねーに酒を運んできてもらう」「ちゃんねーとは言うが年下である」「新しいちゃんねーが入ってきた」など、どちらかと言うと夜の店をイメージさせる使い方が多くなってしまいますが、あだ名やハンドルネームなどで使える可能性も僅かにあります。

親の立場として実の娘に「ちゃんねー」と呼ぶことは冗談かあだ名の意図がない限りはありません。

「ちゃんねー」の類語や言いかえ

姉ちゃん、お姉さん、若い女性、(子供ではない)女性、女性従業員などが言い換えの言葉となります。

なお、昔の業界用語で使われていた時点でも、名前を知らない段階において「ちゃんねー」と使っていたため、名前を知ってからの時点でちゃんねーとは使っていないため、言い換えも名前を知らない段階での呼び方になります。

まとめ

ちゃんねーという言葉は1990年代頃までにあった業界用語の名残と見られる部分が強い言葉で、面と向かって女性に使うには向いていない言葉で、仲間内で使う言葉だと言えるでしょう。

ただしあだ名やハンドルネームとして残っている部分はあるため、今後言葉として完全に消滅するところまでは進まないと考えられます。