この記事では、「では後程」と「では後で」の違いや使い方を分かりやすく説明していきます。
「では後程」とは?
最初に「では後程」の意味をご説明致します。
「では後程」(のちほど)とは、少しばかりの時間が経過したあとのことを表しております。
「では後で」とは?
次に「では後で」の意味を解説していきます。
「では後で」(あとで)の場合は、こちらは、対象の物事が終わり、少し経過した時点を指しています。
また、「しばらくしてから」という表現にも、変換ができる言葉となります。
「では後程」と「では後で」の違いとは?
ここでは「では後程」と「では後で」の違いを取り上げてみましょう。
「では後程」の場合は、時間が少し経過したあとのことです。
主にこちらは、相手が目上の人に対して使われる表現になります。
「では後で」の方は、物事が終わり、少し経過した時点を表します。
尚、こちらは、自分と同等の立場の人間や、友人などに使う言葉と覚えておくと良いでしょう。
「では後程」と「では後で」の使い方の違い
この項目においては、「では後程」と「では後で」の使い方の違いを説明します。
「では後程」を使うときは、時間が少し経過したあとで、尚且つ、目上の人に対して使うときです。
「では後で」を使う場合、時間が少し過ぎた時点で、友人や知人に使うことが多い表現になります。
それぞれの使い方を見てみましょう。
前者の使い方
「本日はありがとうございました。では後程」
「では後程、お電話を差し上げます」
後者の使い方
「今日は楽しかったよ。では後で、電話するわ」
「では後ででいいから、DVDを持ってきてくれ」
「では後程」を使った例文
ここでは「では後程」を使った例文を書いていきます。
・『では後程、お会いしましょう』
・『商談がまとまりました。では後程、会社に戻ってから、改めてご報告いたします』
・『では後程、お伺いしますので、書類を用意しておいていただけると、助かります』
・『では後程、メールを送信いたしますので、それまでお待ちください。宜しくお願い致します』
・『相談の内容は分かりました。では後程、喫茶店にてお話をしましょう』
「では後で」を使った例文
最後の項目においては、「では後で」を使った例文を書きます。
・『それでは後ででいいので、トレーニング方法について教えてください』
・『仕事が終わったよ。では後で、飲み屋で落ち合おう』
・『カレーを作り終わりました。では後で、お裾分けに行きます』
・『パソコンの操作方法を教えます。では後で、パソコン室へ来てください』
・『これから来客があります。では後で、また声をかけます』
まとめ
まとめとして、「では後程」とは、少しばかり時間が経過したことです。
そして、主に目上の方に対して使う表現になります。
「では後で」は、少し経過した時点を指しております。
また、この表現は親しい友人や、知人などに使うものです。