「ばちこり」とは?意味や言葉の使い方、概要(元ネタ)など

「ばちこり」とは?新語・ネット用語

この記事では、スラング用語の「ばちこり」の意味や使い方、例文を分かりやすく説明していきます。

「ばちこり」とは?意味

ばっちりできるといかに自分が完璧に物事を成し遂げられるかを伝えるとき、しっかりやるという意味も込めて「ばちこり」を使います。

ばっちりできるという意味があり、SNSや動画サイトでよく使われている言葉です。

「ばちこり○○する」と使って相手へ自分の気持ちを伝えたり、「ばちこり決めるぜ」と自分のやる気を表すこともあります。

「ばちこりやられた」と敵からひどく倒された様を伝えるときに使うなど、かなり気合を入れて挑戦する自分の気持ちを伝えるなど、相手からひどくこてんぱにやられて落ち込む状態を表します。


「ばちこり」の概要

元ネタとなったのは、ゲーム配信者のもこうさんで、「ばっこり」とよく言っていたものが「ばちこり」となり、今では若者の間で使われる決まり文句になっています。

動画サイトでは、もこうさんがゲーム実況するとき「ばちこり」をよく使いますが、始めたきっかけは「ウナちゃんマン」という配信者が使っていた言葉にとても惹かれたため、実況するとき使うようになったと言います。

押切蓮介氏が描く『狭い世界のアイデンティテイー』でも「ばちこり」が書かれており、アニメファンの間では知られた存在となっている作品です。

この言葉の類義語には「思う存分」があり、満足するまでやるという意味として使われています。


「ばちこり」の言葉の使い方や使われ方

動詞と副詞を合わせて使われることが多い「ばちこり」は、「明日は入学試験、ばちこりと望むぜ」と使ってみたり、「このチームならばちこり相手を倒せるぜ」と言って相手へいかに強いチームであり、こてんぱにやってやると気合を入れて挑むわけです。

「ばちこり気合を入れるぞ」と言ってみたり、「ばちこりぶつかっていこうぜ」と使い、根性とやる気を込めて使える言葉になります。

反対に、「ばちこり敵からの反撃を食らった」と大変な状況であることを言い表せる言葉でもあります。

「今からばちこりしごいてやる」と先輩が後輩に対して練習させて強いチームにしてやると伝えたり、威圧的に上から目線で下の者をしごく際に使うわけです。

「ばちこり」を使った例文(使用例)

・『来月に控えた試合のために、俺は気合を入れてばちこり練習するぜ』
・『ばちこり勉強して良い成績を出し、親を見返してやるよ』
・『告白していい返事が聞けるよう彼氏にばちこり告白するわ』
これから行われる試合に備えて練習して、敵を見返してやると気合を入れたり、良い成績をおさめて親に文句を言わせないようにするとき「ばちこり」と使うわけです。

そして、好きな人に気合を入れて告白して付き合いたいと思う気持ちを伝えます。

まとめ

しっかりやる気を出して物事に取り掛かり、本気の気持ちでぶつかる場面で使う「ばちこり」をご紹介しました。

気合を入れて物事に取り組もうとするとき「ばちこりやってやる」と意気込みを込めて人に伝えれば、いかに自分がやる気を出して取り組むかを表してみるといいでしょう。