この記事では、「まだら氷河期」の意味を分かりやすく説明していきます。
「まだら氷河期」とは?意味
「まだら氷河期」とは、「2022年卒の就活生・学生がコロナ禍の影響で体験している、採用されやすい業界と採用が困難な業界(職種)が混在している就活の状況」を意味しています。
「まだら氷河期」の新語は、「就活市場全体が不景気で新卒を雇わないわけではないが、飲食・旅行・航空・宿泊などをはじめ、業界・会社によっては新卒採用を無くしたり減らしたりしている状態」を示しているのです。
「まだら氷河期」は、「新卒採用を大幅に減らす不景気な業界」と「新卒採用を積極的に行える好景気な業界」がまだらになって混じっているのです。
「まだら氷河期」の概要
「まだら氷河期」とは、「志望する会社・業種によって、買い手優位(不況)と売り手優位(好況)のどちらもあり得る就活状況」を意味しています。
「まだら氷河期」は、「まだら」と「氷河期」を組み合わせた造語です。
「まだら(斑)」の言葉は、「一様ではなくて複数の色が混じっている状態・明確な部分と不明確な部分が混ざっているさま」を意味しています。
「氷河期」とは、「地質学的年代で地球の気温が極端に下がる時期」や「不景気になり就職が著しく困難な時期・年」を示しています。
「まだら+氷河期=まだら氷河期」で、「就活市場全体がダメなわけではないが、会社・業界によっては採用数がかなり減らされている状況」の意味になります。
「まだら氷河期」の言葉の使い方や使われ方
「まだら氷河期」の言葉の使い方は、「新型コロナウイルス感染の影響を受けて、就活で買い手市場(就職氷河期)と売り手市場(好景気)が混ざっている状況」を意味して使う使い方になります。
「まだら氷河期」というのは、「就活生(22年卒)が直面している、業界・職種によって就職のしやすさ(採用のされやすさ)が大きく変わってくる就活状態」を指して使われています。
「まだら氷河期」を使った例文
・『22年卒の大学生はまだら氷河期の中で就活をしていますが、ゲーム業界やSNS業界で通用する高いスキルがある学生は超売り手市場になっています。』
・『まだら氷河期の就活で一番苦戦している学生は、コロナ禍による行動制限の悪影響をダイレクトに受けた飲食・旅行の業界を希望している学生です。』
・『まだら氷河期を理由にして就職できなかったなんて言い訳はしたくないので、コロナ禍が逆に追い風になっている業界・会社を探して積極的に応募しています。』
まとめ
「まだら氷河期」という就活関連の新語の意味・概要・使い方について解説しましたが、いかがでしたか。
「まだら氷河期」とは、「新型コロナの感染の影響で22年卒の就活生が経験している、好景気な業界・企業と氷河期のような不景気な業界・企業が混じっている就活状況」を意味しています。
「まだら氷河期」という言葉の意味や使い方について詳しく調べたい人は、この記事の解説をチェックしてみてください。