「まるっきり」とは?意味や使い方、例文など分かりやすく解釈

「まるっきり」とは?意味と使い方

この記事では、まるっきりの意味を分かりやすく説明していきます。

まるっきりとは?意味

まるっきりとは、「全然」「一向」にという意味合いがあります。

まるきりを強調した言い方であるこの言葉はくだけた言い方となり、やや軽蔑な意味を込めて使う言葉です。


まるっきりの概要

まるっきりは、全くわからない、全然聞いたことがない、さっぱりわからないと使える言葉です。

人の行動や言動、物、光景、乗り物などに幅広く使える言葉でもあり、そのことに対して駄目であることを強調するときに使います。

まるっきりは手のつけられない状態でもあることを人にしっかり伝えられる言葉ですので、伝えられた人はその場であきらめる決断ができます。

また、「まるっきり子供」「まるっきり下手」と相手を侮辱するときにも使うこともできますので、相手を皮肉るような気持ちを込めて言えばより相手に侮辱している気持ちを伝えられます。


まるっきりの言葉の使い方や使われ方

まるっきりの使い方は、「まるっきりおもしろくない」「まるっきり駄目」「まるっきり何をやってもうまくいかない」と使います。

まるっきりおもしろくないは、全然おもしろくないとの意味があります。

少しは楽しいかと思ってやってみましたが、まったく楽しくないときに使える言葉です。

「まるっきり駄目」とは全然駄目な状態を指します。

「まるっきり何をやってもうまくいかない」は、なにをやってもなに一つ成功しないという意味として使われています。

料理が全然だめであれば「まるっきり料理は作れない」と使い、何度も歌をうまく歌えないから覚えようと頑張っていますが、まったく覚えられないときは「まるっきり歌が覚えられない」と言います。

まるっきりを使った例文(使用例)

まるっきりを使った例文を3つご紹介します。

・さっきのセミナーの内容がまるっきりわからなくて頭の中に入らなかった。

セミナーに参加してみたはいいけれど、内容が難しすぎて、まるで頭の中に入らなかったときに使います。

まるっきりと使うことで何度聞いても理解できない、飲み込めないという状態を表せる言葉です。

・あの人は精神年齢が幼くて話していてもまるっきり会話が通じない。

どうも精神的に年齢が幼いので、話していて会話が通じずにちっともおもしろくないと人に話すときに使う例文です。

まるっきりと強調すれば、全然会話が通じない状況がより強調できます。

・今日の合コンはタイプの男性が一人もいなくてまるっきりおもしろくなかった。

いつもはタイプの男性がいて少しは楽しいというのに、今日の合コンはタイプがいなくておもしろくなかったという気持ちをはっきり伝えて、つまらない状況を強調できます。

まとめ

まるっきりは、全然、まったくという意味合いがあります。

まるで駄目なとき、まったくできないという悪い方向に状態が向かっているときに使う言葉です。

相手を侮辱する際にも使える言葉のまるっきりを使うことで、より今の状況が悪いということを相手にしっかり伝えられます。

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