「やべーやつ」とは?意味や使い方など概要

「やべーやつ」とは?新語・ネット用語

この記事では、「やべーやつ」の意味を分かりやすく説明していきます。

「やべーやつ」とは?意味

「やべーやつ」とは、文字通りやばい奴という意味の俗語です。

この言葉は、「やばい奴」というよりも言いやすいが故生み出された造語のようなもので昔からマイナスになる状況のことを日本ではやべーと言っていました。

奴というのも、昔からある言葉で人を指す言葉として用いられた言葉です。

それら二つを合わせると、文字通り、「やべーやつ」となります。


「やべーやつ」の概要

「やべーやつ」は、元はやばという言葉が日本ではあり、江戸時代から違法なことをやっていることをやばと言っていました。

しかし、時代が進むにつれ、やばという言葉は、違法性があることばかりをしている人物という意味以外にも意味が追加され、現在では、正常な判断をすることができない異常者という意味を持つようになったのです。

また、やばは、夜這いというバレれば即座に危険な状況に陥ることからきている説もあり、要するにやばという言葉は危険なことで、かつ奴というのは人間を示す言葉であるが故、危険人物であるという意味合いが現在では強く出ています。

ですので、現在で「やべーやつ」というのは危険人物を指すことが多いのです。


「やべーやつ」の言葉の使い方や使われ方

「やべーやつ」は、危険人物であるとされる人物に対して使用される言葉です。

この時、危険であるとされている人物自らが、「自分は危険な人物である」という認識がある場合、自分から「やべーやつである」と公言することもできます。

ただ、自分から自分は危険人物であるという人物に対し、周囲は本当に危険な人物が自ら危険な人物であるかという疑問を持ちますので、自分から自分が危険人物であるという人物は言ってしまえば、あまり危険性がないのではという意見も存在します。

何故なら、本当に危険な人物は、誰にも自己が危険な人物であると公言せずに、危険行為を行うため、あえて事故が危険人物であると公言し、警戒されるようなことをしないのです。

「やべーやつ」の類語や言いかえ

「やべーやつ」の類語や言いかえに関しては、「危険人物」や、「中二病患者」の他、「真の悪人」などがあり、中二病患者については痛々しい言動や行動が多い人物、そして真の悪人は行動及び思考が悪人であり、他者を陥れることのみに注力する人物であるという言いかえです。

いずれも、危険思想であるものを指し、「中二病患者」は、まだ思想そのものが変化すれば治りますが、「真の悪人」はすでに悪人としての思考が備わっている分、攻勢が見込めないです。

まとめ

「やべーやつ」は、その名の通り、ヤバイ思考回路や思想の他行動を起こす人物を指す言葉です。

自らが名乗ることもありますが、自ら自分はやべーやつであると言ったところで、信用性については微妙となります。

何故なら、本当に怪しい思考や残虐な思考の他、行動をとる人物は、周囲に自分の行動及び思想などは理解されないと分かっているが故あえて黙っていることが多く、極秘裏に行動を起こすことで事を起こしてからやばい思想を持つものであると分かるのです。

この言葉は一種の人間を分ける言葉で、どこからどこまでを異常な思考を持ち、危険でやばい人物とするかの線引きがあいまいであるが故、言ってしまえばだれでも「やべーやつ」に当てはめようと思えば可能である言葉になります。

例を挙げれば、実害はありませんが、半額の弁当しか買わない人物がいた場合、半額弁当狂信者のやべーやつと該当する人物に対して言葉を用いれば実害はないのにも拘らず異常者であるとすることができるため、誰でもやべーやつとなり得るのです。