この記事では、「よろしくニキー」の意味や使い方、例文を分かりやすく説明していきます。
「よろしくニキー」とは?
「よろしくニキー」とは、「よろしく兄貴」を略し、現在では日頃からお世話になっている先輩方に対してお願い事する意味で使われています。
元々は「ニキ」と語尾を伸ばさないようにして使われており、「兄貴」を「アニキ」にしたときの「ニキ」を使って書き込みするのが一般的でしたが、現在の5ちゃんねるの野球板では「よろしく先輩達」と言葉を伝えるときに使っています。
掲示板を利用して楽しむスレにいきなり来て、書き込みするユーザーが先人達に「よろしくニキー」と挨拶してからやり取りするときに使います。
「よろしくニキー」の概要
元ネタは、通称フェニキという独特な言語センスで掲示板を楽しませたユーザーが考えて、5ちゃんねるに書き込みした名言が「よろしくニキー」です。
この言葉が初めて多くの人の目に触れたのがスレの「J初めてンゴ」で、初めて板に書き込みするフェニキが「よろしくニキ」と書き込みしたことが話題となり、瞬く間に広がり、使われ出した言葉なのです。
語尾は伸ばさずに書き込みしていましたが、「即ハメボンバー」が流行りだしていた時期でもあり、「よろしくニキー」と語尾をのばすようになりました。
実況J板では、「よろしくニキー」を絵文字として書き込みますが、この意味としては野球が好き、関西弁のような訛りを使う、なんJを利用していた人たちをいじめるなど顔文字には様々な意味があります。
「よろしくニキー」の言葉の使い方や使われ方
主に、5ちゃんねるの実況J板でやり取りする人の間で、これから掲示板で書き込みするため仲間に入れてほしいと挨拶するとき「よろしくニキー」と挨拶してから他のユーザーと書き込みして楽しみます。
反対に、自分が板を初めて利用するとき「はじめまして」とこれから楽しく書き込みしようと挨拶するときにも使われています。
しかし、すでにいるユーザーとしては、後から来た者にできれば入ってきてもらいたくないと思うとき「招きたくない」と感じる者が入ってきてうざったいという気持ちで「よろしくニキー」と嫌味を込めて使ったり、「期待していない者」と思ったときにも相手へ皮肉を込めて伝える言葉です。
もしも自分が「よろしくニキー」と言われてしまったときは「やめてくれよ」と伝えるために「ンゴンゴ」と掲示板では言い返します。
「よろしくニキー」を使った例文(使用例)
・『よろしくニキー』
・『よろしくニキビ』
・『よろしくニキータ』
あたかも掲示板を初めて使う新参者のように、語尾へ「ワロタ」を表す「W」をいくつも並べて付け足す書き込みが多くなりましが、どうも小学生のような書き方が幼稚であると思われてしまうようになりました。
「よろしくニキー」と打ったとき、予測変換すると「よろしくニキビ」が出てきたことからこのように冗談交じりで書き込みする人もいますし、同じように変換したときに出てくる「ニキータ」を語尾に付けるなど人によってそれぞれ使い方を変えて書き込みします。
まとめ
若い女性から野球好きなど幅広い人に使われている「よろしくニキー」は挨拶言葉として使えますが、反対に書き込みしてほしくない招かれざる者に対して嫌味を伝えられる言葉になります。
主に5ちゃんねるの野球好きの板で主を使うときは「新参者ですがどうぞよろしくニキー」とさりげなく絵文字も付けて書いてみれば、古株のユーザーも心を開いて受け入れてくれるでしょう。