この記事では、「アッガイ」と「アッグガイ」の違いを分かりやすく説明していきます。
「アッガイ」とは?
機動戦士ガンダムに登場するジオン軍の水陸両用モビルスーツで、他の水陸両用モビルスーツと異なりザクIIの部品が流用できるという設定があり、生産性が高いと考えられます。
右手には6本の爪を装備し、左手にはロケット砲を6門装備しています。
両手に装備を揃えることも可能です。
右手先端、爪の間にはバルカン砲またはメガ粒子砲が装備されていますが、メガ粒子砲を扱うには出力が低い、ステルス性の高い機体なためメガ粒子砲を使わないのではないかという見方があります。
頭には4門の105ミリバルカン砲が搭載されています。
「アッグガイ」とは?
機動戦士ガンダム放映時にはデザインのみが公開され、プラモデル化もされたジオン軍の水陸両用モビルスーツで、下向きの矢印のような非常に巨大なモノアイレールを持っており、巨大なモノアイは複眼となっています。
そのためセンサー性能が高いと考えられており、武装は手にはヒートロッドを二本、左右に計四本装備しており、ヒートロッドは三本のアイアンクローに変更も可能です。
頭部にはバルカン砲を搭載しています。
大型のビーム砲などは装備されていません。
それほどスリムな体型ではなく脚も大きなことから湿地戦用ではという見方もあります。
「アッガイ」と「アッグガイ」の外見の違い
アッガイとアッグガイは水陸両用モビルスーツでは首と頭の概念があるデザインとなっているのが特徴的で、アッグガイはさらに非常に巨大な複眼式モノアイを持った頭部となっているのが大きな特徴です。
ラグビーボールを水平に切ったような胴体なのがアッグガイ、それをより直線的なデザインにしたのがアッガイの胴体です。
アッガイは濃いブラウンをメインカラーに薄いブラウンで塗り分けられており、アッグガイはライトブラウン系をメインカラーに胴体に白い部分があり、脚や道の両脇が濃いブラウンに塗り分けられています。
「アッガイ」と「アッグガイ」の性能の違い
「アッガイ」は手に6門のロケット砲とバルカン砲、頭にバルカン砲が4門の射撃兵器があるのに対し「アッグガイ」は頭部に二門のバルカン砲があるのみという点でアッガイの方が射撃性能が高いと言えるでしょう。
さらにアッガイは両手を6門のロケット砲にすることも可能です。
接近戦はアッガイは爪で攻撃するのが基本なのに対してアッグガイは計4本のヒートロッドで戦う独特のスタイルとなっており、モビルスーツや小型の船には有利ですが、アッグガイ単機で戦艦を破壊するのは難しいと考えられます。
アッガイは船に爪でダメージが与えられれば沈没も狙えます。
まとめ
「アッガイ」と「アッグガイ」はアッガイの形式番号MSM-04に対しアッグガイはMSM04Nとなっており、ともに設定によってはビーム兵器を搭載しないことなどを考えると内部メカは近いものがあり、グフで実績のあったヒートロッドの有効活用を考えたのがアッグガイと言えるかもしれません。