「アンテナショップ」と「セレクトショップ」の違いとは?分かりやすく解釈

「アンテナショップ」と「セレクトショップ」の違いとは?違い

この記事では、「アンテナショップ」「セレクトショップ」の違いを分かりやすく説明していきます。

「アンテナショップ」とは?

企業や地方自治体などが、自社の製品あるいは地元の製品を広く知らせたり、試験的に販売をしたりする店のことです。

東京には、東京交通会館という場所があります。

ここでは、さまざまな地方自治体が出店をしています。

たとえば、兵庫わくわく館という店があります。

ここは兵庫県の個性的な商品を扱っている店です。

たとえば、淡路島激辛玉ねぎカレーという商品を販売しています。

これは、ハバネロを使ったご当地カレーです。

刺激が癖になるといわれています。

千葉県には、千葉駅近くに千葉の特産品などを扱った「アンテナショップ」があります。

ここでは、千葉県のゆるキャラのチーバくんや、特産品の落花生やビワを使ったお菓子などが販売されています。

このような、地元の製品や企業の製品などを扱っている店を「アンテナショップ」といいます。

ショッピングモールのように、衣服、食品、本、雑貨など、何でも扱っている店ではありません。


「アンテナショップ」の使い方

企業や地方自治体の製品を販売している店を指して使用します。

企業の店の場合だと、その店を出している企業の製品しか販売されていません。

地方自治体の店の場合だと、その地方の特産品などが販売されています。

他の地域のものは販売されていません。


「セレクトショップ」とは?

さまざまな製品を店主の好みで選んで販売している店です。

この店で扱っているものは、店主が自ら選んでいることが少なくありません。

そのため、店主の好みが反映されています。

扱っているものは、衣類、雑貨、家具などさまざまです。

どのようなものを扱うのかも店主が決めています。

特定のメーカーを扱うのではなく、さまざまなメーカーのものを扱っています。

「セレクト」には、選り抜くという意味があります。

「セレクトショップ」は、店主が選り抜いた製品を販売している店なのです。

「セレクトショップ」の使い方

店主が選り抜いた商品を販売している店を指して使用します。

全国にチェーン展開している店でこういったものは少ないです。

「アンテナショップ」と「セレクトショップ」の違い

どちらも店のことなのですが、扱っている商品に違いがあります。

前者は企業や地方自治体の製品を扱っています。

企業の商品だけ、地方の名産品などだけです。

後者は店主が選り抜いた製品を扱っています。

特定の企業のだけを扱っているのではありません。

「アンテナショップ」の例文

・『北海道のアンテナショップで買い物をする』
・『アンテナショップで面白いものを見つけた』

「セレクトショップ」の例文

・『セレクトショップに買い物に行く』
・『セレクトショップで誕生日プレゼントを選ぶ』

まとめ

どちらの言葉にも「ショップ」とついているように、店を指しています。

違いは扱っている商品です。

違い
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