この記事では、「インカメ」の意味を分かりやすく説明していきます。
「インカメ」とは?意味
スマートフォンの画面側にあるカメラのことを指しインカメラ、内側のカメラといった意味合いがあります。
自撮りを主な目的としており、ノートパソコンに搭載されたカメラも役割は同じですが、ノートパソコンには基本的に一つしかカメラがないため「カメラ」と称されています。
インカメの写真は鏡のように反転した物が撮影できるところも特徴的です。
Twitterやインスタグラムなどにアップロードしたものは多数見られるでしょう。
インカメは画面を確認しながら撮れる点がメリットで、スマートフォンはデジタルカメラよりさらに大きな液晶画面であることが多いといえます。
「インカメ」の概要
古くはガラケーにも搭載されていたことがあり、インカメは基本的に携帯電話の系譜にあるスマートフォンやタブレットなどに搭載されています。
2000年代にはデジタルカメラのカメラ部分が回転する機種がいくつかあり、自撮りに対応したものもあり、ノートパソコンにデジタルカメラがついて回転させて自撮りに対応したものもありましたが、携帯電話のカメラの普及のほうが早かったようです。
なお、スマートフォン、ガラケーのインカメはメインのカメラとは別にカメラがついていることが大きな特徴で、スマートフォンにおいてメインのカメラを回転させてインカメとして使える機構を搭載したものは今後登場しないと断言できるに近い状況にあります。
なお、フィルム式カメラでのインカメはカメラサイズが倍になってしまう、ファインダーの構造なども含めて不可能に近く、フィルム式カメラの市場は残っているものの、インカメ付きフィルム式カメラの登場もないと断言できるレベルと言えます。
インカメはデジタル化、カメラの小型化の技術によって登場したものと言えるでしょう。
「インカメ」の言葉の使い方や使われ方
「インカメを鏡代わりにして髪型を整える」「インカメだから画質は落ちるけど別段大画面では見ない」「インカメとカメラの切り替えに手間取ってしまう」などの使い方は挙げられるものの、二人以上で自撮りをするシーンを除くと口頭でインカメというシーンはそう多くないでしょう。
「インカメ」の類語や言いかえ
「サブカメラ」「内側のカメラ」という言葉はインカメと同じ意味を持っていますが、サブカメラは二機目のカメラという意味合いもあります。
言葉としての普及度などからインカメ、インカメラが主流ということができます。
まとめ
インカメはスマートフォン、タブレット機器に搭載された液晶画面側のカメラで、外に向けたカメラをアウトカメラということもあります。
画質はアウトカメラより落ちるケースもありますが、利便性を目的としていてさほど問題はありません。
自撮りを主な目的としており、鏡のように使うことも可能です。
デジタルカメラに関してはインカメはありません。