「オタサーの姫」とは?意味や言葉の使い方を解説

「オタサーの姫」とは?新語・ネット用語

この記事では、「オタサーの姫」を分かりやすく説明していきます。

「オタサーの姫」の意味

男性が多いオタクサークルに所属し、メンバーからちやほやされている女性のこと。

「オタクサークルの姫」の意。


「オタサーの姫」の解説

「オタサーの姫」とは、男性が多いサークルに所属し、メンバーからちやほやされている女性のことです。

「オタサー」とは漫研やアニメ研究会などの「オタクサークル」のことで、女性に免疫のない男性が多く集まっています。

そこに所属する紅一点の女性部員は、男性部員からちやほやされ、お姫様扱いされることが多いため、この言葉が産まれました。

インターネット上で使われていることが多い、ネットスラングです。

無自覚に「オタサーの姫」のような状況になってしまう女性もあれば、ちやほやされることを目的に意識的にオタクサークルに飛び込む女性もあり、その存在は多様化しています。


「オタサーの姫」の使われ方

男性部員が、「オタサーの姫」に気に入られたいために言いなりになったり、恋愛感情のもつれから男性部員同士の人間関係が険悪になる事例が多いため、あまり良いニュアンスで使われることはありません。

「〇〇はオタサーの姫だから」「あの人、オタサーの姫っぽいよね」など、「姫」が男性部員を手玉に取る様子を揶揄する用いられ方や、そのようなことをしそうな女性への皮肉・牽制での使われ方が、多数を占めます。

「オタサーの姫」の類語

「オタサーの姫」によってサークル内の人間関係が険悪になっている場合は、「サークルクラッシャー」という俗語で呼ばれる場合もあります。

「サークルを破壊する者」という意味の言葉で、オタサーの姫ただ一人を巡ってサークルが崩壊する事例が多いことから産まれた俗語です。

インターネット上では、オタサーの姫とサークルクラッシャーが同一視される場合も少なくありません。