「カツとじ丼」と「カツ丼」の違いとは?分かりやすく解釈

「カツとじ丼」と「カツ丼」の違いとは?違い

この記事では、カツとじ丼とカツ丼の違いを分かりやすく説明していきます。

カツとじ丼とは?

カツとじ丼とは、豚肉を厚めに切り、衣を付けて油で揚げたものを溶き卵でとじた料理です。

出汁に揚げたトンカツを入れたら煮て、そこに揚げたトンカツを縦に切って入れた後に少し煮て、上から溶き卵を中心に落とすように満遍なくかけて蓋をし、半熟な状態にします。

軽く煮たらあらかじめ丼によそっておいた白米の上にのせて、汁を多めにかけてつゆだくにしても美味しい料理です。

溶いた卵の量は1個でも2個でもよく、自分の好みの量を入れて作ってもいいのがこの料理の醍醐味です。

トンカツも2枚、3枚入れて量を増やし、ボリュームを出すカツとじ丼も人気があります。

このような名前になった理由には、煮たトンカツに卵をまわしてかけたものを「卵とじ」と言い表し、トンカツを卵でとじた丼になるので「カツとじ丼」と呼ぶようになりました。


カツ丼とは?

カツ丼とは、味付けの種類がいろいろ揃います。

日本では一般的に醤油味の割下に油で揚げた豚カツを入れて煮込み、卵をかけてとじたものをカツ丼と呼びます。

しかし、ウスターソースや味噌、デミグラスソースなどいろいろな味付けの種類があり、鶏や牛、海老など使う食材にも限定がないため、自分好みを選べるのも魅力です。

また、トンカツを煮るだけではなく、ソースで煮込んだものや、餡は別に作り、とろみをつけてトンカツにかけたもの、八丁味噌で煮込んだ味噌カツ丼などがあります。


カツとじ丼とカツ丼の違い

カツとじ丼とカツ丼の違いを、分かりやすく解説します。

トンカツを出汁の中に入れて、溶き卵をかけて煮込んだものをご飯の上にのせた料理をカツとじ丼といい、揚げたトンカツをご飯の上にのせ、溶き卵をかけた調理の仕方だけではなく、ウスターソースや餡かけなど好みのソースをかけたカツ丼があるのが違いです。

カツとじ丼もカツ丼もご飯をよそった上にトンカツをのせるところは同じですが、その味の種類に違いがあるわけです。

カツとじ丼の例文

・カツとじ丼は溶き卵を半熟にした状態で蓋をするとふっくらして美味しい。

・店によってカツとじ丼の作り方に違いがあるので食べ比べてみるのもいい。

溶き卵の火の通り具合だけでカツとじ丼の味が変わってくるもの。

また、店によってもトンカツの厚みや揚げ具合、火の通り具合にも変わりがあります。

カツ丼の例文

・最近はカレー味のカツ丼が若者の間で流行している。

・あえてソースを付けずにキャベツとトンカツだけのせたカツ丼がある。

時代とともにカツ丼の味も若者に受ける味が出てきていますし、通はあえてソースをかけないで食べています。

まとめ

使っている肉は豚肉というところがこの2つの料理の似ているカツとじ丼とカツ丼は見た目に変わりはありません。

しかし、カツ丼の味付けの種類は多いのが特徴であると覚えておくといいでしょう。

自分好みの丼を作ってみたり、お店を食べ歩き、こだわりのある味付けや作り方の違いを比べてみるのもいいものです。

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