この記事では、「カフェオレ」と「コーヒー牛乳」の違いを分かりやすく説明していきます。
「カフェオレ」とは?
コーヒーと牛乳をほぼ同量混ぜた飲み物です。
フランス語になります。
カフェはコーヒーのこと、オは前置詞、レは牛乳のことです。
この飲み物に使うコーヒーは、ドリップコーヒーであることが一般的です。
牛乳は温かいものを使用します。
これを混ぜあわせればできあがります。
混ぜ合わせるときには、コーヒーと牛乳を同時にカップに入れるようにします。
まず、飲むためのカップを用意します。
そして、コーヒーを淹れた容器、牛乳を入れた容器をそれぞれの手で持ち、カップに同時に注ぎ入れます。
コーヒーの方がやや多めになっても「カフェオレ」と呼びます。
牛乳がやや多いと、カフェランベルセと呼ぶことがあります。
フランスの家庭では、朝食時にこの飲み物を飲むことが多いようです。
朝にコーヒーを飲む日本人は少なくありませんが、胃の中が空っぽな状態でコーヒーを飲むとカフェインが刺激になります。
牛乳を加えれば、それによって刺激が和らぎます。
この飲み物は、カフェボウルと呼ばれる器に入れて飲むこともあります。
ご飯茶碗を少し深くしたような形をした入れ物です。
「カフェオレ」の使い方
ドリップコーヒーと牛乳をほぼ同量混ぜた飲み物を指して使用する言葉です。
温かい牛乳を使用することが一般的ですが、コンビニなどで販売されるものは、購入時冷えています。
しかし、この名で呼ばれています。
「コーヒー牛乳」とは?
乳飲料にコーヒーや砂糖などを加えたものです。
平成15年以降、生乳100%でないと「牛乳」と表記をしてはいけないことになりました。
そのため、正確にはコーヒー入り乳飲料やコーヒー風味乳飲料になります。
これまで「コーヒー牛乳」の名で販売されていた商品は、別の名前に変えられています。
この飲料に使用されるコーヒーの種類は決まっていません。
ドリップコーヒーを使用することもあれば、エスプレッソを使用することもあります。
また、コーヒーと牛乳の割合も決まっておらず、この名で販売されているものには、さまざまな割合のものがあります。
コーヒーと牛乳以外にも、砂糖や香料などが使用されることもあります。
「コーヒー牛乳」の使い方
乳製品にコーヒーの風味をつけた飲み物を指して使用する言葉です。
「カフェオレ」と「コーヒー牛乳」の違い
コーヒーと牛乳を使用している点は同じです。
「カフェオレ」は、ほぼ1:1の割合で混ぜ合わせています。
「コーヒー牛乳」は、割合に決まりはありません。
「カフェオレ」の例文
・『朝食にカフェオレを飲む』
・『君が作ったカフェオレが一番おいしい』
「コーヒー牛乳」の例文
・『銭湯に行ったら、やっぱりコーヒー牛乳でしょ』
・『懐かしいコーヒー牛乳の味』
まとめ
コーヒーと牛乳を使用した飲料である点は同じで、生乳100%のもの以外は牛乳と表記してはいけないので、「カフェオレ」の名が使われるようになりました。