この記事では、「キーホルダー」と「ストラップ」の違いを分かりやすく説明していきます。
「キーホルダー」とは?
「キーホルダー」とは、鍵を携帯する時に使う小物のことです。
英語で“key holder”と表記すように、“key ”(鍵)を“holder”(一時的に携帯するもの)という意味を持ちます。
「キーホルダー」は片手に持ったりポケットに入れたりできるコンパクトサイズで、金属のリングに複数の鍵が付けられる構造になっているものが一般的です。
主に、鍵を紛失しないように携帯する目的がありますが、アクセサリーやマスコットが付いたものを飾りや目印としてバッグなどに付ける人が増えてきました。
キーホルダーのデザインは多用多種で、鍵を携帯する機能だけを備えたシンプルなものから、人気のキャラクターをデザインしたもの、ライトや反射板などの機能を付帯したものがみられます。
企業や団体がノベルティや景品として配布する時にもしばしば用いられています。
「ストラップ」とは?
「ストラップ」は布や革製のひも、またはものを吊るすためのひもやバンドを指します。
布や革製の平たいひもやバンドを「ストラップ」と言い、主に肩掛けカバンのひも、洋服の肩ひも、首から身分証明書を吊るすひもなどに用いられてきました。
「ストラップ」にはものが落ちないよう保持する役割があり、手首に掛けられる短い長さのものは「ショートストラップ」、首に掛けて使うものは「ネックストラップ」と呼ばれています。
なお、携帯電話が普及してからの「ストラップ」といえば、携帯電話に付けるための細いひもとアクセサリーがついた「携帯ストラップ」を指すことが多くなりました。
携帯ストラップの普及に伴い、昔ながらの「根付」【ねつけ】という小さなアクセサリーを付けた「根付ストラップ」の人気も高まっています。
「キーホルダー」と「ストラップ」の違い
「キーホルダー」と「ストラップ」の違いを、分かりやすく解説します。
「キーホルダー」は金属のリングに鍵をつけて携帯するための小物です。
一方「ストラップ」は、ものを吊るす時に使うひも状の小物を指します。
「キーホルダー」は金属のリングが付いていますが、「ストラップ」はひもやバンドが主体になっており、構造が異なっています。
「キーホルダー」も「ストラップ」も、元はものを携帯するための用品でしたが、近年はデザインが多彩になり、どちらかというと飾りとして使われることが多くなりました。
バッグや携帯機器にぶら下げて使う「キーホルダー」と「ストラップ」は、使用目的がほとんど変わらなくなっています。
まとめ
「キーホルダー」と「ストラップ」は、どちらもバッグにぶら下げて使うアクセサリーとして大変人気があります。
似ているので混同されがちですが、構造や用途が少し異なることを紹介しました。
違いを把握して「キーホルダー」と「ストラップ」を正しく選び分けましょう。