「クローゼット」と「ワードローブ」の違いはどう違うのでしょうか?
この記事では、「クローゼット」と「ワードローブ」の違いを分かりやすく説明していきます。
「クローゼット」とは?
「クロゼット」ともいいます。
「クローゼット」には2つの意味があります。
ひとつめは衣類などを入れる収納のことです。
壁に埋め込むように設置されることが一般的です。
洋室に設置されるものは、スーツやワンピースなどを収納することを想定した形になっています。
スーツやワンピースは、折りたたむとシワになってしまいます。
「クローゼット」の内部にはパイプが横に渡されていることがあり、ここにスーツなどをかければシワを防ぐことができます。
奥行きは50~60センチメートルほどが一般的です。
そのため、布団や大きな家具は収納しにくいです。
もう一つの意味は、ウォータークロゼット、つまり水洗便所のことです。
「クローゼット」の使い方
収納を指して使用する言葉です。
洋室に設けられている、壁に埋め込まれる形で設置されているものを指します。
奥行が50~60センチメートルほどで、これよりも大きく人が移動できるほどのサイズのものは、「ウォークインクロゼット」と呼ばれます。
「ワードローブ」とは?
洋服箪笥のことです。
箪笥は衣類や小物などを収納するもので、左右、背面、上下が板で囲われており、全面から物の出し入れができる形になっています。
前面には扉や引き出しが取り付けられています。
「ワードローブ」は中にパイプが渡されていることが珍しくありません。
ここにハンガーにかけた衣類を収納することができます。
引き出しのついているものや、内部に仕切りが取り付けられているものもあります。
また、扉を開くと内側に鏡が取り付けられているものもあります。
大きさは製品によってさまざまです。
その他に、人が持っている衣装の意味もあります。
「ワードローブ」の使い方
衣類などを収納する箪笥を指して使用する言葉です。
「クローゼット」と「ワードローブ」の違い
2つの言葉が指すものは、主に衣類を収納するために用いられています。
しかし、同じものではありません。
「クローゼット」は、洋室の壁に埋め込むような形で設置されています。
内部が仕切られていることはありますが、引き出しは設置されていません。
「ワードローブ」は洋服箪笥のことです。
壁の内側に埋め込まれているものではありません。
内部にパイプを渡しているもの、引き出しがついているものなどがあります。
「クローゼット」の例文
・『クローゼットの整理をする』
・『クローゼットに衣服をしまう』
・『クローゼットの中はごちゃごちゃ』
・『何でもクローゼットの中に入れてしまう』
「ワードローブ」の例文
・『ワードロープを購入する』
・『ワードローブにワンピースをしまう』
・『白いワードローブ』
・『鏡つきのワードローブ』
まとめ
どちらの言葉も衣類の収納に使うものを指していますが、それぞれの形が違います。