この記事では、「コアファイター」と「コアブースター」の違いを分かりやすく説明していきます。
「コアファイター」とは?
機動戦士ガンダムに登場するガンダム、ガンキャノン、ガンタンクの操縦システム・脱出機構を持った戦闘機で、その後もガンダム試作1号機やZZガンダム、ナラティブガンダム、ネオガンダム、ガンダムF90III、Vガンダム、V2ガンダムなどに採用されています。
ガンダムのコアファイターはミサイルと機関砲のみの装備で、後のコアファイターもあまり強力な武装は装備されませんでしたが、V2バスターガンダムのコアファイターのみ強力なビームキャノンを装備しています。
(ただし劇中では未登場)
「コアブースター」とは?
ガンダムのコアファイターにブースターを接続して機動力と後続能力を高めたもので、ビームキャノンが追加されているため攻撃力も高くなっています。
ただし、ブースターを付けたままガンダムのコクピットに変形することはできません。
テレビ未登場の機体ですがガンダムF90IIIはバックハックがコアブースターのブースター部分となります。
バックパックを外し、コアファイターが本体から離脱後、再びバックパック(ブースター)を接続する設定ですが、今後の製品化次第では変更の可能性もあります。
Vガンダムのコアブースターは装備した形態をVダッシュガンダムと呼ぶキャノン砲のユニットが変形したもので、コアブースターからガンダム形態になれることが特徴です。
「コアファイター」と「コアブースター」の外見の違い
機首や機体の前方部分はある程度同じですが、ガンダムのコアファイターでは白い巨大なブースターが接続されており、ひと目で見分けが付きます。
Vガンダムのコアファイターとコアブースターも近い構造ですが、ブースター部分がより羽に近い飛行機的な形状になっています。
今後コアブースターが登場した場合でもコアファイター+大型の推進機という基本は変わらないでしょう。
「コアファイター」と「コアブースター」の性能の違い
ガンダムのコアファイター単体ではあまり戦闘は重視していませんが、コアブースターではビームキャノンが追加され、スピードもアップしているためモビルスーツとも渡り合うことができます。
Vガンダムのコアファイターに至っては他のコアファイターにあるミサイルすらなくバルカン砲だけですが、コアブースターになるとさらにバルカン砲二門とビーム砲二問が追加され、推進機も強化されます。
まとめ
コアファイターは多くのガンダム作品に登場しターンエーガンダムのコアファイターやガンダムシードデスティニーのコアスプレンダー、Gのレコンギスタのコアファイターなど宇宙世紀の外にも存在し、ガンダムooではガデッサなど敵機にもコアファイターがあります。
一方コアブースターはあまり増えない傾向があり、作品としてはVガンダム以降登場はガンプラ作品のガンダムビルドファイターズトライにのみ登場しています。