この記事では、「コーンスープ」と「コーンポタージュ」の違いを分かりやすく説明していきます。
「コーンスープ」とは?
文字通り、コーン(とうもろこし)が入ったスープのことです。
つまり、素材としてコーンを使用していれば、すべてコーンスープと命名しても間違いではありません。
「コーンポタージュ」とは?
ポタージュはフランス語のスープのことなので、直訳すると「コーンスープ」になってしまいます。
現在は粉末スープのテレビコマーシャルが影響し、コーンクリームスープのことを「コーンポタージュ」と呼ぶのが浸透してきました。
「コーンスープ」と「コーンポタージュ」の違い
「コーンスープ」は、コーンのつぶつぶとした食感も一緒に楽しむスープです。
また、日本でいう「コーンポタージュ」は、コーンをすり潰してから裏ごしをして仕上げるので、滑らかな舌触りが特徴です。
まとめ
日本には古来より、味噌汁を始めとした汁物文化が存在します。
「コーンスープ」と「コーンポタージュ」は、ともに外国料理が手本となっているために、それぞれが伝わってきたときに適した名前が付けられました。
正確に訳せば違和感があるものの、現在ではそれぞれのスープ名がしっかりと根付き、使い分けられているのですから、今後もそれぞれの名前のまま愛されるスープで呼ばれ続けるに違いありません。