「サイバー感」とは?意味や言葉の使い方を解説

「サイバー感」とは?新語・ネット用語

この記事では、「サイバー感」を分かりやすく説明していきます。

「サイバー感」の意味

SF・近未来的な雰囲気、またはそのようなデザインのファッション。


「サイバー感」の解説

「サイバー感」とは、SFや近未来をイメージさせる雰囲気のことです。

また、そのようなデザインを特徴とするファッションは「サイバーファッション」と呼ばれています。

そもそも「サイバー」とは、コンピュータ・インターネット上を指す接頭語であり、サイバー感は仮想空間のようなデジタル感、近未来的な雰囲気が特徴です。

グラフィックデザインには金属、機械、電光を多用する傾向があります。

また、電子音で構成された近未来的な音楽はサイバー系ミュージック、サイバーテクノとも呼ばれます。

サイバーファッションは、原宿系ファッションのひとつ。

素材にはポリエステルやビニールなどの合成繊維、ゴムやプラスチック、金属を使い、黒、蛍光色を取り入れた人工的、近未来的な雰囲気が特徴です。


「サイバー感」の使われ方

SFや近未来をイメージさせるあらゆる作品に対し「サイバー感がある」と表現できます。

近未来感やスピード感のあるかっこいいデザイン、ミュージックだと感じたら、
「サイバー感満載!」
「サイバー感のあるグラフィックに仕上げました」
「メタリックな素材でサイバー感を演出」
などと形容してよいでしょう。

ちなみに、サイバー感のある世界に、動物や植物、日常生活を想像させる要素はほとんど登場しません。

たとえば、デザインなら黒を基調にネオンのような蛍光色や無機質な物質を多用したもの、ミュージックならテクノ調で疾走感のあるものに対し、サイバー感を使うのが適切です。