この記事では、「サラブレッド」と「馬」の違いを分かりやすく説明していきます。
「サラブレッド」とは?
「サラブレッド」とは、英語では“thoroughbred”と綴ります。
「サラブレッド」は馬の一品種のことで、イギリスの在来種にアラブ種を交配し、競走馬として作られたものです。
「サラブレッド」は時速60キロメートル以上の速さで走ることができます。
また、それとは別に「血統」が良い人という意味でもこの言葉は使われています。
例えば両親が共に金メダリストであり、本人もアスリートといった時は「彼は陸上界のサラブレッド」などと、言われるわけです。
「馬」とは?
「馬」とは奇蹄目ウマ科の哺乳類のことを言います。
長い顔とたてがみを持ち、走ることが速く、力も強い動物です。
毛の色は様々あります。
草食で、軍用、役用として古くから家畜化されています。
日本においては、農耕、荷物運び、乗り物として使っていましたが、現在においては競争用、乗馬用として飼育されています。
また食用とすることもあります。
「サラブレッド」と「馬」の違い!
「サラブレッド」と「馬」の違いを、分かりやすく解説します。
どちらも「馬」という動物であることは同じなのですが、意味が違いますので、使い分けていくようにしましょう。
「サラブレッド」とは競争用に作られた馬の一品種のことです。
ごく簡単に説明するならば「速く走る為に作られた馬」となりますので、荷物を運搬したり、農耕をする用途ではないのです。
また「サラブレッド」には別の意味合いもあり「血統が良い人」という意味でも使われます。
人間に対して「サラブレッド」と言いますのは「生まれ育ちが良い」「その業界において血統が良い」という意味合いになります。
一方の「馬」とは「サラブレッド」も含め、奇蹄目ウマ科の哺乳類のことを言います。
競走馬、農耕用、乗馬用、運搬用と、色々な用途がある家畜ですが、すべて「馬」という言葉で言い表すことができます。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
「サラブレッド」と「馬」、二つの言葉の意味と違いを説明しました。
「サラブレッド」には「競走馬」以外に「血統が良い人」という意味もありますので、どちらの意味で使われているのか判断するようにしてください。
言葉の意味を正しく理解して使い分けていきましょう。