この記事では、「サーロイン」と「リブロース」の違いを分かりやすく説明していきます。
2つの言葉の違いを、明快に説明することができる人は、かなりの肉好き以外いないのではないでしょうか。
「サーロイン」と「リブロース」の意味と違いを知り、焼肉屋さんで違いを説明できるようになりましょう。
「サーロイン」とは?
「サーロイン」という言葉には、どのような意味があるでしょうか。
「サーロイン」は、「ロース」と呼ばれる部位の一部を指します。
「ロイン」という言葉は「肋骨と骨盤の間にある、背骨の両側にある肉」を指し、その中の一部を「サーロイン」と呼びます。
「サーロイン」の「サー」は、英国の王様が牛肉料理、「サーロイン」にあたる部分を食べたとき、美味しくて感動したため「サーの称号」を与えたという説があるそうです。
赤身肉の中に脂が適度に入りこんでいるため、赤身のおいしさと脂身の肉汁を同時に味わうことができるため、牛肉本来のおいしさを味わいやすい部分と言われています。
「リブロース」とは?
「リブロース」という言葉には、どのような意味があるでしょうか。
日本では「リブロース」と呼ばれていますが、海外では「リブロイン」と呼ばれることが多くなっています。
まず「ロース」は牛肉の部位のことで、「牛の肩から腰にかけての肉」を意味します。
「肩ロース」「リブロース」、「サーロイン」の総称となります。
三つの部位の中で、「リブロース」は肉質がきめ細かいと定評があります。
また霜降りも入りやすいことで知られる「上級部位」となっています。
「リブロース」は、熱を加えると霜降りの脂が解けてくるため、肉汁がたっぷり出て、うまみを感じやすくなります。
ステーキや焼き肉、ローストビーフなど、これぞ肉料理と呼ばれるような料理に適している素材と言えます。
ちなみにアメリカでは「リブアイロール」、オーストラリアでは「キューブロール」と呼ばれているため、海外旅行際に、覚えておくといいでしょう。
「サーロイン」と「リブロース」の違い
「サーロイン」と「リブロース」の違いを、分かりやすく解説します。
「サーロイン」と「リブロース」は、どちらも牛肉の部位を指します。
さらに「ロース」と呼ばれる、「牛の肩から腰にかけての肉」になります。
「ロース」を三つに分けたとき、「サーロイン」と「リブロース」さらに「肩ロース」に分けることができます。
「サーロイン」と「リブロース」にはこのように、「部位の違い」があります。
また「リブロース」は霜降り部分が多いという特徴もあります。
ロース肉が好きな人の中でも、霜降りが好きな人は「リブロース」を、赤身と脂身のバランスがいい部位を選びたい人は「サーロイン」を選ぶといいのではないでしょうか。
まとめ
「サーロイン」と「リブロース」の違いについて見てきました。
二つの部位の詳細を知ることで、焼肉屋さんやステーキハウスで、肉の部位を選ぶときの参考になるのではないでしょうか。