この記事では、「ショートケーキ」と「ロールケーキ」の違いを分かりやすく説明していきます。
「ショートケーキ」とは?
日本でいう「ショートケーキ」とは、スポンジケーキの土台に、ホイップクリームやイチゴなどの果物を取り合わせた洋菓子の一種です。
スポンジケーキは、卵、砂糖、バター、薄力粉などを混ぜ合わせて焼いたものです。
「ショートケーキ」に使用されるものは、円型に焼かれることが多くあります。
これに泡立てた生クリームを塗りつけ、イチゴなどの果物をのせます。
スポンジケーキを横に切り、間に泡立てた生クリームや果物を挟むこともあります。
果物にはイチゴが使われることが多いのですが、バナナ、ミカン、メロンなど他の果物も使用されます。
アメリカでこの名で呼ばれるケーキは、生地がサクサクとしています。
日本のビスケットのような生地です。
この生地で泡立てた生クリームや果物を挟んだものをいいます。
日本風のこのケーキに似たものに、フランスのフレジエがあります。
これは、ジェノワーズ生地にバタークリームとイチゴを組み合わせたものです。
「ショートケーキ」の使い方
日本では、スポンジ生地にホイップクリームと果物を合わせた洋菓子の一種をこの名で呼んでいます。
果物はイチゴが使用されることが多いですが、その他の果物でもこの名で呼ぶことがあります。
「ロールケーキ」とは?
平たく焼いたスポンジケーキで、ジャム、クリーム、果物などを巻いた洋菓子の一種です。
このケーキに使用するスポンジケーキは、薄く平たい形をしています。
この上にジャム、ホイップクリーム、チョコレートクリーム、イチゴ・バナナ・モモなどの果物などをのせ、手前から巻いていきます。
巻く素材はケーキによってさまざまです。
出来上がったものは太巻きのような形をしています。
巻き方には、渦巻きのような形のものと、くるっと包み込むような形のものがありますが、どちらの「ロールケーキ」と呼んでいます。
「ロールケーキ」の使い方
平たく焼いたスポンジケーキで、クリームや果物などを巻いた洋菓子の一種を指して使用する言葉です。
中に巻く材料がどのようなものでも、この名で呼んでいます。
「ショートケーキ」と「ロールケーキ」の違い
使用する材料が似ていますが、2つのものは違う洋菓子です。
前者はスポンジケーキに高さがあります。
そして、クリームや果物は間に挟んだり、上にのせたりします。
後者はスポンジケーキが平たく薄いです。
クリームや果物はスポンジケーキで巻きます。
「ショートケーキ」の例文
・『ショートケーキを3個食べた』
・『誕生日祝いにショートケーキをもらった』
・『ショートケーキを作る』
「ロールケーキ」の例文
・『あの店のロールケーキが好き』
・『今日のおやつはロールケーキ』
・『クリームたっぷりのロールケーキ』
まとめ
2つの言葉が指しているものは洋菓子の一種で、似たような材料を使っていますが、違うものとして扱っています。