近年、朝食の選択肢として人気の高い 「シリアル」と「グラノーラ」ですが、改めて考えてみると違いがわかりません。
この記事では、「シリアル」と「グラノーラ」の違いを分かりやすく説明していきます。
どちらがより自分向きなのかを知れば、より理想的な朝食が実現します。
「シリアル」とは?
海外からやってきた食文化のひとつです。
日本へやってきたばかりのときは、シリアルとは呼ばず、コーンフレークという商品名で呼ばれていました。
コーンフレークとは、とうもろこしが主な原材料となるシリアルの1種。
ひと昔前は、コーンフレークがシリアルの代名詞でした。
今は海外と同じようにシリアルという呼び名が浸透しています。
牛乳をかければ直ぐに食べ始められるため、非常に手軽でスマート、栄養価も高いと人気がでました。
様々なフレーバーがあり、子供が好む甘いもの、チョコレート味のもの、ダイエットに適した甘味を抑えたものなど実に多様です。
本来、「シリアル(Cereal)」には、穀物という意味があります。
現在は、トウモロコシ、大麦、オーツ麦などの穀物を加工してフレーク状やパフ状にした食品を総称してシリアルと呼ぶようになりました。
そのままで食べることはなく、一般的には牛乳やヨーグルト、野菜ジュースなどを掛けて食べます。
そのため、食物繊維とカルシウムが効率よく摂取できるという理由、加えて和朝食を整えるような手間が一切かからない点が魅力です。
「グラノーラ」とは?
なず、大事なのは「グラノーラ」とは、シリアルの1種であるということ。
オートミールと植物性油脂を混ぜ合わせて焼き固め、程よく砕いたのが「グラノーラ」です。
様々なアレンジを加えたものが販売されており、 ライ麦、胡桃、アーモンドなどのナッツ類が加えられ、蜂蜜やメープルシロップなどで香りづけをします。
さらにドライフルーツが加えられたものなどは、見た目もオシャレで味のアクセントとなるため人気です。
現在はコーンフレークよりも断然注目度がアップしました。
グラノーラ人気の理由は、オートミールにあります。
オートミールは栄養価の高い玄米の3倍、白米と比較すると約20倍の食物繊維が含まれているため、スタイルアップには格好の食材であると注目されています。
「シリアル」と「グラノーラ」の違い
「シリアル」と「グラノーラ」の違いを、分かりやすく解説します。
シリアルとは、コーンフレークやグラノーラ、ミューズリーなどの穀物を原材料とする加工食品の総称です。
つまり、グラノーラはシリアルの1種なのです。
まとめ
日本発祥の食べ物でないため、知っているようで知らなかったシリアルのこと。
食欲がなくてもササッと食べられ、簡単な食事の割にはビタミンや食物繊維、カルシウムなどが摂取できる優秀さがあります。
ただし、グラノーラはシリアルの種類のひとつと正しく認識していないと、知ったかぶりをして恥を掻いてしまうことも。
心配な人は、全てをシリアルの一言で済ませれば間違うことはありません。