「チェダー」と「モッツァレラ」の違いとは?分かりやすく解釈

「チェダー」と「モッツァレラ」の違い違い

この記事では、「チェダー」「モッツァレラ」の違いを分かりやすく説明していきます。

「チェダー」とは?

ハードタイプのチーズの一種です。

イギリスを代表する、世界で最も生産量が多いチーズです。

イギリス以外にも、アメリカ、カナダ、ニュージーランドなどでも生産されています。

ハードタイプとは、水分が38%以下のチーズをいいます。

水分量が少ないと硬くなる傾向があります。

じっくり寝かせてつくられているため、濃厚なうまみがあります。

「チェダー」の原料は牛乳です。

乳にはヤギのものや、羊のものなどもありますが、このチーズは牛乳を使用します。

完成したものは、薄黄色からオレンジ色をしています。

熟成期間が短いものはマイルドな味、熟成期間が長くなるとコクが増します。

固形分中乳脂肪は50%以上で、脂質は1gあたり9kcalとカロリーが高めなので、「チェダー」もカロリーが高めです。

100gあたりで約400kcalになります。

このチーズはそのまま食べることはもちろんですが、オムレツ、サンドイッチ、ピザ、トースト、サラダなど、さまざまな料理に活用できます。


「チェダー」の使い方

牛乳から作られたハードタイプのチーズを指して使用する言葉です。


「モッツァレラ」とは?

フレッシュチーズの一種です。

フレッシュチーズとは、発酵させていないチーズのことです。

「モッツァレラ」は水牛の乳を原料に作られますが、現在は牛乳が使われることもあります。

カードと呼ばれる乳が固まったものに熱湯をかけ、引きちぎるように形成されます。

できあがったものは、表面がつるつるとした丸い形状をしています。

押すとやや弾力があります。

加熱すると繊維状に伸びる性質があり、とろっとしたピザやトーストなどに使用されています。

その他にも、サラダ、餃子、オムレツ、ロールキャベツなど、さまざまな料理に活用されています。

そのまま食べるとミルクの甘味があります。

わさび醤油、オリーブオイルなどをつけて食べるのもおいしいです。

「モッツァレラ」の使い方

水牛の乳あるいは牛乳から作られた、弾力があるフレッシュタイプのチーズを指して使用する言葉です。

「チェダー」と「モッツァレラ」の違い

どちらもチーズなのですが、原料や作り方が違います。

「チェダー」は牛乳が原料です。

発酵・熟成をさせたハードタイプのチーズになります。

「モッツァレラ」は水牛の乳や牛乳が原料です。

発酵はさせておらず、カードに熱湯をかけて引きちぎるように形成され作られています。

「チェダー」の例文

・『チェダーを食べる』
・『チェダーを使ったピザ』
・『チェダーを食べ過ぎてしまった』
・『チェダーとワインを楽しむ』

「モッツァレラ」の例文

・『モッツァレラを使ったサラダ』
・『モッツァレラを購入する』
・『モッツァレラが好き』
・『モッツァレラを使ってオムレツを作る』

まとめ

2つの言葉はチーズを指しているのですが、使用される原料や作り方に違いがあります。

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