「チンする」とは?意味や言葉の使い方を解説

「チンする」とは?新語・ネット用語

この記事では、「チンする」を分かりやすく説明していきます。

「チンする」の意味

電子レンジで加熱すること。


「チンする」の解説

「チンする」は、電子レンジで食品の加熱をすることを指す言い回しです。

用語に出てくる「チン」は、電子レンジが加熱し終わった時に鳴る「チン!」という音が由来です。

1967年に、現在のシャープ株式会社が電子レンジにタイマー式のベルをつけ、調理の完了時に「チン」と音を鳴らして知らせる仕組みを普及させました。

この「チン」という音が電子レンジの加熱を意味する名詞になり「~する」がついて「チンする」という動詞が生まれたのです。

現在普及している電子レンジは「ピピピ」という電子音やメロディが鳴るものが大半で、ベルが「チン」と鳴る機種は姿を見なくなりました。

それでも、いまだに世代を問わず多くの人が電子レンジで加熱することを「チンする」と言い、互いに意味が通じ合う状態となっています。


「チンする」の使われ方

「チンする」は、電子レンジで加熱することを表現したい時に使います。

幅広い世代に認識されている用語なので、どのようなシーンにおいても「チンする」と言えば、相手には意味が通じるでしょう。

「夕食を作っておいたので、チンして食べてね」
「冷めたのでチンしてもらえますか?」
など、家庭やコンビニエンスストなど電子レンジのある場面で利用できます。

「レンジでチンする」の略語にあたる「レンチンする」という用語も存在します。

「チンする」「レンチンする」のどちらを使っても差し支えありません。