この記事では、「テイスト」と「フレーバー」の違いを分かりやすく説明していきます。
紅茶などを飲むときに登場する2つの言葉には、どのような意味と違いがあるでしょうか。
「テイスト」とは?
「テイスト」という言葉には、どのような意味があるでしょうか。
「テイスト」は英語で「taste」と表記します。
「テイスト」は「テースト」と書くこともあります。
「テイスト」には「味。
味わい。
風味」という意味があります。
食べ物や飲み物の「味」に関する話をするときに、「テイスト」という言葉を使います。
また「テイスティング」には「味見」という意味があり、ワインを注文する前に、味見するとき、「ワインをテイスティングする」と言います。
続いて「テイスト」には「趣味や好み」という意味があります。
部屋の内装を決めるときは、趣味にこだわった内装にするでしょう。
その人独自の好みを反映した部屋は、「独自のテイストを反映させた部屋」などと言われます。
「フレーバー」と対応するのは、前者の「味。
味わい。
風味」の意味になります。
「フレーバー」とは?
「フレーバー」という言葉には、どのような意味があるでしょうか。
「フレーバー」は英語で「flavor」と表記します。
「フレーバー」は「食べ物を口に入れたときに感じる香り、風味」という意味があります。
例えば、紅茶には様々な香りづけがしてあり、「ベルガモットのフレーバーがする紅茶だ」などと、香りを指して言うことがあります。
また、葉巻の愛好家は、葉巻が持つ風味を愛しているため、「葉巻のフレーバーを選ぶ」などと言うことがあります。
また「フレーバー」は「香り全般」に対して使う言葉ではなく、「口から吸い、鼻の方に抜ける香り」に対して使う言葉となっています。
つまり、食べ物や飲み物、煙草や葉巻のように、口の中に含み、鼻から抜けていく香りに対して、「フレーバー」と言います。
「テイスト」と「フレーバー」の違い
「テイスト」と「フレーバー」の違いを、分かりやすく解説します。
「テイスト」には「味。
味わい。
風味」という意味があります。
一方で「フレーバー」には「食べ物を口に入れたときに感じる香り、風味」という意味があります。
このように「テイスト」と「フレーバー」の違いは明確で、「テイスト」は「味」、「フレーバー」は「香り」を指す言葉になります。
また、どちらも食べ物や飲み物の味や香りを指す言葉になります。
例えば「紅茶」には「味」も「香り」もあり、「カレーライス」にも、「味」と「香り」があります。
舌で感じるのは「テイスト」、鼻で感じるのは「フレーバー」と言えるのではないでしょうか。
「味」の方について話すときは「テイスト」を、「香り」について話したいときは「フレーバー」を使ってみましょう。
まとめ
「テイスト」と「フレーバー」の違いについて見てきました。
2つの言葉には、明確な違いがありました。
詳しく意味を知ることで、2つの言葉を混同せずに使えそうです。